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 < ご意見・ご感想について >
・このブログは動物福祉向上のために個人で活動する者のブログです。ほとんどの記事は私の動物に対する独自の道徳観で書いておりますので、ご意見などは私宛てにコメント欄またはメールフォームよりお願いいたします。
・ボランティアチーム内での活動記事はチームと連携をとりながら書いておりますが、表現方法についての責任は私個人が負うところですので、ご理解とご協力をお願いいたします。
2012.05.03 21:31|ボランティア活動
このページではわんぱーくスタッフとして
シェルターの保護っ子たちを紹介&譲渡予約会のお知らせを広めるお手伝いをします

譲渡をご希望の方は、こちらからメールでお問い合わせください
(わんぱーくスタッフとして、私にゃんとらが対応、お取次ぎいたします。)
譲渡会に来られない方も、写真を見て「この子!」という子がいましたらお気軽にお問い合わせくださいね☆


☆⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒☆

ペットショップに行く前に!
第6回 わんぱーく譲渡予約会

【 日時 】 5月13日(日) 13:00~15:00
【 場所 】 ネイバーズドッグカフェ敷地内 ( 岡山市北区辰巳30-105 )


※ネイバーズドッグさんには敷地をお借りしているだけですので直接のお問い合わせはご遠慮ください。


大きな地図で見る


わんぱーくは行政と協力・連携して保健所や愛護センターから犬猫をレスキューしているボランティアチームです。

こちらが譲渡対象の子たちです


ルブ ♂
ひっつき虫
ぱんきち ♂
抱かれ好き
ヒーロー ♂
自由気まま
(右足麻痺・Felv)
ひなたん ♀
おとなしかわいい
(左足切断)


とわ ♂
人にくっついてたい
(FIV)
プリン ♂
人見知り男前
ふわりん ♀
人好き猫嫌い
(右足麻痺)
25番ちゃん
黒猫



ニャロン ♀
双子疑惑!?
ニーナ ♀
キジトラ婦人
36番ちゃん
茶白長毛
37番ちゃん
茶トラ長毛



38番ちゃん
アメショ風
39番ちゃん
キジトラ長毛
40番ちゃん
キジ白
41番ちゃん
シャムハチワレ



42番ちゃん
黒白ハチワレ
43番ちゃん
キジ白(白地)
44番ちゃん
キジ白
45番ちゃん
キジ白(白地)





にゃーにゃー ♀
びびり屋
ふーみん ♀
緊張しい
にこ ♀
いつもどきどき
イブ ♀
恥ずかしがり屋



kaori.jpg
かおり ♀
ふうとの母さん
みにー ♀
人なつこく活発
みみ ♂
そっくり3兄弟
みよ ♀
そっくり3兄弟



みーご ♂
そっくり3兄弟
【★ご相談中】
しんたろう ♂
人と自然が大好き!
しおり ♀
おしとやか
しんのすけ ♂
キツネみたい



しろ ♂
白くまみたい
ヨイ ♂
好奇心旺盛
【★トライアル中】






この子たちはみんな一度は飼い主に見離されたり、もともと身寄りのない子たちです。
運が悪ければ、すでに殺処分されていたはずの命・・・
でも縁あって命をつなぎ、私たちの元へやってきました。

不遇な犬生・猫生にあってみんなそれぞれ心に傷を受けた子たちではありますが、
ちゃんと接してあげれば必ず応えてくれる子たちでもあります。
子育てと同じように動物と向き合い、手をかけて育て、その成果として「心が通じあう瞬間」というのは、何にも代えがたい喜びの瞬間となりますよ^^

あたたかく、家族の一員として迎え入れてくださる方をお待ちしています。


「興味はあるけど飼えない・・・」という方も、お気軽に遊びにいらしてくださいね(^ ^)
私たちの活動を知っていただくことが重要です。

スタッフ一同&わんにゃん共にお待ちしています。
よろしくお願いします!

**************************************************

・ここに載っている子たちすべてが譲渡会で実際にふれ合えるわけではありません。
当日のコンディションより、連れていく子を限定します。
・譲渡会当日までに里親様が決まっている場合もあります。
・その場ではお渡しできません。後日、飼育環境を拝見しに伺い、譲渡条件が合えばその後の譲渡とさせていただきます。




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  譲渡をご希望の方へ Read me!
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【 譲渡条件 】

  犬の場合

・生涯にわたり守り、愛情と責任を持って家族の一員として可愛がってくださる方。
・日々の健康管理に気を配り、良質の食事を与え、万が一病気やケガになった場合に充分な医療ケアを受けさせてくださる方。
・これ以上不幸な犬たちを増やさない為、避妊・去勢をしてくださる方。
・年に1度予防接種(ワクチン、フィラリア予防、狂犬病予防ワクチン)をしてくださる方。
・譲渡後10日以内に居住区の役所にて登録手続きを済ませ、犬鑑札を首輪に取り付けてくださる方。
・脱走への配慮を怠らない事と万が一脱走した場合は至急譲渡者に連絡してくださる方。
・譲受してから最初の6ヶ月は元の譲渡人への近況報告をしてくださる方。
・ご自宅まで伺い、飼っていただく環境を拝見させていただきます。
・県外の譲渡の場合、交通費のご負担をお願いする場合があります。


  猫の場合

・生涯にわたり守り、愛情と責任を持って家族の一員として可愛がってくださる方。
・日々の健康管理に気を配り、良質の食事を与え、万が一病気やケガになった場合に充分な医療ケアを受けさせてくださる方。
・これ以上不幸な猫たちを増やさない為、避妊・去勢をしてくださる方。
・年に1度予防接種(ワクチン)をしてくださる方。
完全室内飼いを実行し、脱走への配慮を怠らない事と万が一脱走した場合は至急譲渡者に連絡してくださる方。
・譲受してから最初の6ヶ月は元の譲渡人への近況報告をしてくださる方。
・ご自宅まで伺い、飼っていただく環境を拝見させていただきます。
・県外の譲渡の場合、交通費のご負担をお願いする場合があります。

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テーマ:動物保護
ジャンル:福祉・ボランティア

2012.04.25 15:01|ボランティア活動
日曜。予定していたチャリティーバザーは悪天のため延期となりました・・・がーん。
来週こそ晴れますように。

でもその代わり、三宮の殺処分反対デモに参加できるのでは?今から走るか!

と一瞬思ったのですが、別件で先に予定を入れたのにダブルブッキングで行けないはずだった、
犬とパートナーシップを築くための講習会に参加してきました。
・・・いろいろ重なりますが、充実した日々です^^


『 Smile★Project 人と犬猫が共存する健康的な社会を作るために 』

さて、主催されているのは、岡山で活動されているボランティアの先輩方で、
ペットと良いパートナーシップを築くことで殺処分を減らそうとがんばっていらっしゃる
スマイルプロジェクトさん。
参加料はなんと無料です。

「パートナーシップが育つこと = 不幸な犬が減る」
この基本理念のもと、私たちは活動しています。
一切寄付金も援助金も集めていません。
ただ動物が好きなだけです。


ホームページに書かれたこの言葉が、私の胸に熱く突き刺さりました。

今回は2度目の講習会だそうで、30人を超える参加者に、
同伴の十数匹のわんちゃんも加わり、始まる前からとってもにぎやかでした。
熟練のドッグトレーナーさんを先生にお迎えして、
全6回にわたる実技がメインの本格的な講習コースがスタートしました。

* * *

実は犬を飼ったことのない私なのですが、この講習会に参加しようと思ったのにはワケがあります。
それは、シェルターにいるたくさんの保護犬たちのためです。

猫のためならなんだってできる!お猫さま、ばんざーい!!というくらい、
根っからの猫好きな私なのですが、
犬については、ど素人。
だから最初にシェルターを訪れたとき、犬とどう接してよいのかわからずオロオロしていました。

私は知りませんでした。
犬と猫って、月とすっぽんくらい違うのです。

たとえば猫だったら、人間からやたらと寄っていかないのが基本で、
猫から寄ってきたときだけ、かまってあげます。
むしろ寄ってきやすい雰囲気づくりから始めます。
しっぽをぶんぶん振るのはイライラしている証拠。
猫が嫌がっているサインも、今なにを求めているのかも、
しっぽの動かし方や、耳やヒゲの向きや、姿勢なんかを観察していれば、なんとなくわかります。

猫にとっての幸せは、自由に行動できること。
だから猫との関係は、その自由を確保してあげつつ、猫の空間に人間が我慢強く溶け込むことが基本です。
と、猫のことなら延々と書ける私なんですが・・・。

犬は違うんですよね~。

猫に接するように犬にも接していては、いつまでたっても関係が作れないと気づき、
犬のことを勉強しなければ、犬との正しいつきあい方はできないのだと感じていました。

では、犬ってどうなの??

* * *

ということで、第1回めの講習会に参加して、私にとっては非常に有意義な時間となりました。

最初から驚いてしまったのが、「ホールドスティール」(拘束静止法)という手法。
後ろからぎゅっと拘束して、しばらく静止させるんだそうです。

本来なら犬が警戒して防ごうとする「犬の後ろをとる」という行為をわざとして、
「ね、だいじょうぶでしょ?」と安心させてあげる。
それによって信頼関係を深めることができ、また、
動かないように静止させることで飼い主の「力」を示し、主従関係をわからせてあげることができるそうです。

ちなみにこれ、気難しい性格の猫にやったら大変です。
嫌われてしまって、信頼関係の回復に時間がかかりそうです^^;

人間が猫に合わせるのが、猫とのつきあい方。
犬を人間に「合わせさせる(ことができる)」のが、犬とのつきあい方。
強引に言ってしまえば、そういうかんじでしょうか。
犬って社会性あふれる生き物なんですね。

犬の場合も、いきなり無理やり「はがいじめ」にしては嫌われてしまうかもしれないので
、まずは根気よく信頼関係を築くことが必要だとは思いますが、
猫とはそもそもの根本気質が違うのだなあと、当たり前のことですが、勉強になりました。

当日は実技の時間を十分にとってくださっていて、わんちゃん連れの皆さんはそれぞれ実践。
「この段階で問題ある方、おられますかー?」と、
受講者とわんちゃんと歩調を合わせて一歩一歩進んでくださるので、
私も犬を連れて行けばよかったー!と後悔。
でも皆さんの実践を見ながらイメージトレーニングしたので、きっとだいじょうぶ!?です!

この他、「マズルコントロール」のやり方や、
食フンやケンカについての質疑応答の時間、
岡山市保健所の職員さんによる現状説明と啓発、などなど盛りだくさんな内容でした。

* * *

飼い主が愛情を持って動物に接し、人間とはちがう生き物なんだと理解して、
相手にとって「わかる表現」で伝えてあげる。
それがとても重要なことなんですが、その一番重要なことが、
なぜか一番忘れられてしまっている気がします。
人間同士でも同じことが言えるのですが、相手に伝わらない自己流の表現で伝えた気になって、
「伝わらない」とあきらめてしまう人が多いですよね。

人間でもそんななんだから、まして動物に対してはもっともっと伝える努力をしないと。
それで「犬が言うことをきかないから」「吠えるから」「噛むから」
と言って飼育放棄はありえません。

講習会で、主催の方がおっしゃっていた言葉が印象的でした。
「犬の幸せを、犬自身が決めることはできないのです。犬の幸せは、飼い主が決めるのです。」

犬が心地よく暮らせるか、不幸な生活を強いられるかは、飼い方次第ということ。
それだけ飼い主の責任は重大だということです。


私も自宅の猫たちのQOLについて、あらためて考えてみないといけないと思いました。
そして猫だけでなく、犬の気持ちもわかってあげられるように、引き続き勉強していきたいと思います。

第2回目が今から楽しみです。




↓第1回目の講習会はこんなかんじでした!スマイルプロジェクトさんのブログです。

Smile Project from 岡山 人とペットの笑顔のために
「1日目が無事に終了しました。 参加された皆様、どうもありがとうございました。」







テーマ:動物保護
ジャンル:福祉・ボランティア

2012.04.11 16:02|動物との共存を考える
こんな記事を見つけました。
みなさんはどう感じますか?


**************************************
有害鳥獣処理施設:若狭町に完成 /福井
毎日新聞 4月5日(木)17時19分配信

 嶺南地域有害鳥獣処理施設の完成式が4日、若狭町海士坂(あまさか)の現地であった。
農作物の食害対策で捕獲したシカやイノシシなどを焼却処分する全国でも珍しい専用施設。
嶺南2市4町の連携事業で設置された。
総事業費は約6億1000万円。
うち造成・建設費約3億5700万円は核燃料税交付金で賄っ た。

 式には西川一誠知事や6市町の首長ら約100人が出席。
各市町を代表して敦賀市の河瀬一治市長が「農作物被害対策のみならず、
施設が農業振興や地域発展に役立つことを期待する」と式辞を述べ、
関係者らが火入れのセレモニーなどで完成を祝った。

 施設は灯油の焼却炉1基や冷凍保管庫などを備え、
一日約1トンを処理。年間250日の稼働を想定している。
若狭町が施設の整備を担当し、6市町が共同運営する。

 嶺南ではシカが10年度に約7000頭捕獲されている。
今後、シカだけを扱う食肉加工施設も併設する。【松野和生】

元記事 
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20120405ddlk18040664000c.html

**************************************



一瞬ぞっとして無気力に襲われました。

「火入れのセレモニーなどで完成を祝った」
という文章に、まるで太古の黒魔術のような、
動物を取りかこみ焼却を楽しむ人間の姿を想像してしまったのです。

動物を焼くって、そんなに簡単にやっていいこと?ふつうのことじゃないよ、と思う。
6億円もかけて、動物を焼くためだけの施設をつくってしまったのだなあ、人間は。

最初は、そんなふうに感じました。

でも、この記事をきっかけに若狭町の鳥獣被害への取組みを調べてみたところ、
どうやら町では長年イノシシなどの被害と戦ってきたようで、
理想やきれいごとで動物愛護を叫ぶのは、ちょっと待って、と
考えさせられるものがあります。

「祝う」という表現はともかく、鳥獣被害は現地の農家の皆さんにとっては、
のっぴきならない問題であるということを考えると、相当複雑な思いになります。


以下は、過去の 「若狭町鳥獣被害防止計画」 PDFより抜粋です。


----------------------------------------------
【対象鳥獣の種類、被害防止計画の期間及び対象地域】

対象鳥獣: ニホンジカ、イノシシ、ニホンザル、アライグマ、アナグマ、
ハクビシン、カラス、カワウ、アオサギ

計画期間: 平成 20 年度 ~ 平成 22 年度
対象地域: 福井県若狭町

--- 中略 ---

【今後の取組方針】


防護柵や追い払いなどによる防除と捕獲を維持する。
また間伐を促進して森林整備を適正に進め、下層植生の生育を促すことで
野生鳥獣の食料を増やし、あわせて、広葉樹の植樹を行うことで
野性動物の棲息地を少しでも復元し、再び生き物たちを山へ返すことで被害の軽減を図る。
以上のことを総合的に実施し、計画的で積極的な被害防止対策に努めていく。
また、サル被害に対する防除については花火による追い上げしかなく、
今後サル鉄砲を利用した地域ぐるみの防除方法の確立を目指す。

--- 中略 ---

【捕獲等をした対象鳥獣の処理に関する事項】

ニホンジカおよびイノシシについては、捕獲頭数が多いことから
その埋設処理をする土地の確保が難しくなっており、
今後、焼却施設、また焼却施設とあわせて
肉の利活用を目指した食肉加工施設の検討を行う。
捕獲が増加している中獣類に関しては、極力焼却処分を行う。

----------------------------------------------



このように、ちゃんと計画をたてて鳥獣被害対策に取り組んできたのです。

少し状況は違うのですが、宮島のシカを思い出しました。
宮島のシカの事を知ったときは、人間はひどい、野生に返す努力をすべき、と思いました。
人間は好き勝手に土地を改造したり、都合のいいように利用するだけ利用して、
それで起こった問題に対しては首をかしげるだけで、根本を見ることが苦手です。
対処療法のみでは病気は根元から治すことはできないのに。

でも今回の若狭町では、すでにそんな努力はやってきているのに、
どうしてもうまくいかなさそうでした。


野生動物が里におりてくる理由は、人間が長い歴史をとおして森林を破壊し、
動物の食糧が山になくなったことは容易に想像できると思いますが、
問題はそれだけではないと思います。

ずっと以前、人間は、野生動物を狩猟して食べていました。
といっても、野生動物が簡単に捕獲できる道具もなかった時代、
日本人は菜食中心で、何か特別な日のお祝いとしてたまに動物を食べるくらいでした。
動物はめったに食べられないごちそうでしたが、
それでも現代よりは狩猟が盛んでした。
だから動物のほうも人間に対して注意深く警戒する必要がありました。

でも今はどうでしょう。

自分の手を汚すことなく、
スーパーできれいなお肉を簡単に手に入れられるようになって、
誰も森に出かけなくなりました。
そして、野生動物と人間との緊張関係がなくなり、
本来の食物連鎖が崩れてしまいました。

めったに食べられないはずの命を大事にいただくことを忘れて、
食べる用の命を作り出すことまで考えついて、余って、
もう肉は十分だと言って焼却処分する人間。

山からこんなにシカやイノシシがあふれてきているのなら、
いっそのこと日本中でその肉を食べて、
不自然に繁殖された牛を食べるのをやめたらいいのになあと、私は思うのです。
そうすれば本来の自然に近い形で、人間も生きられるのになあ、と。

すでに若狭町では、
捕獲したシカを食肉用に加工する施設も併設する計画を立てていますが、
そのかわり既存の牛、豚、鶏などの畜産を減らすのでないと、ちょっと疑問符がつきます。
だって肉は余っているのですから。


今回あらためて、自然の生態系を壊すことの弊害を思い知らされました。
山からおりてきた野生動物を山に返すには、もう手遅れなのかもしれません。

若狭町の高齢の農家の方など、生活が大変な方々のことを思うと、
何が正しいのかわからなくなってきますが、でも、だからといって、
焼却施設の完成をセレモニーで祝うのも、なんか間違っています。



ねえ、まちがっているよ!!!


言葉を話せない動物の代わりに何か言うとしたら、
その声は決して小さくしてはいけないのだと、どなたかがおっしゃっていました。
それをあらためて自分に言い聞かせたいと思います。








テーマ:動物保護
ジャンル:福祉・ボランティア

2012.03.23 19:21|岡山の動物行政
岡山市保健所に猫写真の掲載をあらためて要望したところ、さっそく職員さんからご返答をいただきました。
ありがとうございます!

それによると、岡山市では、交通事故などに遭った、本当に瀕死の猫しか収容しないことになっているそうです。
なので、とても写真を載せられるような姿ではない、というのが現実だそうです。

なるほど、それなら仕方ないか・・・ん?ちょっとまって。

なぜ瀕死の猫しか保護しないの?
ケガして動けない猫は?冷たいじゃない!
・・・と早とちりしてしまいそうですが、実はこれにはワケがありました。

* * *

これは、保健所が猫を生かすために良かれと思ってやっていることのようなのです。

どういうことかというと、
保健所に収容されてしまうと、飼い主が現れない場合は殺処分という運命から逃れられないため、
たとえ少々ケガをしていても路上に放置してあげるほうが生きのびれる可能性が高いということなのです。

例えば住民から通報があり、猫が衰弱している場合などは、その場で水を飲ませてあげたりして見守ってください、と説明しているそうです。
(細かいニュアンスは違うかもしれません、保健所への苦情はご遠慮ください)
住民はたいていの場合、そう説明すると納得してくれるとのこと。住民もきっと優しい人が多い。

なるほど、保護してあげたいのは山々だけど、保健所にいったん入れてしまうということは、悲しいかなその先には、かなり高い確率で「死」が待っているということです。
軽い負傷猫を保護しないというのは、保健所としては猫を生かすために苦肉の策、ギリギリの判断だということでしょう。


なんだかものすごく複雑な気分になっているのは私だけでしょうか・・・。

例えばもし、岡山が市をあげて里親を探すネットワークを充実させていたら、とか、
岡山県が殺処分機をつくるためではなくアニマルシェルターを建設するために県民の税金を使っていたなら。
そうすれば保護猫を、殺処分ではなく里親探しに回すことができるので、保健所は軽度の負傷猫でも保護して手当してあげることができたかもしれません。

保護=ほぼ殺処分 という現状では、そもそも保護しないほうがマシと考えるようになるのも当然です。

一見、業務を怠っているとも受け取られかねないこの姿勢ですが、私は個人的には、保健所のこの判断を「英断」と受け止めます。
野良猫問題などで苦情も多いと思うのに、こういう判断をするのはとても勇気がいるのではないでしょうか。
でも私が保健所職員だったら、ギリギリの選択として同じことをするでしょう。

* * *

ふと、この前、居酒屋に行ったときのことを思い出しました。

私は将来的な岡山市での地域猫活動のためのリサーチで(と称して飲んでいた?^^;)、店のご主人に野良猫のことを聞いていたんですが、その会話の中で鳥の話が出てきました。
何年か前に、店の近くの路上でハトか何かの鳥が負傷していて、保健所に連絡したが、引き取りにきてもらえなかったと。

それを聞いたとき私は、「保健所なのにその対応はちょっと・・・」と思いました。
でも今思えばそれは、鳥を生かすための保健所のギリギリの判断だったのかもしれません。
その鳥が結局どうなったのかわかりませんが、少なくとも保健所に収容されてしまえば鳥の命は1週間もなかったでしょう。

現場の職員さんたちは、それなりの努力をされていると思います。
いろいろ調べていると、ほんとうに誰も、動物に対してひどい扱いなんて、していないように思えてきます。
ほんと、誰が悪いんでしょう???

* * *

ちょっと話はそれますが、会社や団体などを「法人」と呼びますよね。
法律によって「人のような」権限を与えられた存在です。

でも気になるのが、人が集まって「人のようなもの」にはなれるけど、それは人ではないんじゃない?ということです。
人ではないから、本当の意思とか、責任がどこにあるのか、とかはっきりしない。

だって何か事件が起こったとき不幸をかぶるのは、その「人のようなもの」ではなくて、被害を受けたその本人、一部の人です。
みんなで決めても、みんなで責任はとれないのですから、責任をとらずにすんだ人は興味もなく通りすぎてしまいます。

「人のようなもの」が決めて引き起こした問題に対して真剣に取り組むのは、被害を受けたごく一部の「人」のみ。
これってなんだかヘンじゃありませんか?


そしてこれが、会社や団体だけでなく、国や県や市や、「世間」とか「この世」とかも同じなんだ、ということです。
漠然と全体を指して、みんなの総意のような感じもするけれど、ひとりひとりの意見は実はちがう。
だから何か起こったときに、誰もが「自分のせいではない」と思います。
そうこうしているうちに、本当は誰が何をどうしたいのか、わからなくなっていそうです。

怖いけどちょっと想像してみてください。
巨大な「人のようなもの」(原発は必要なんだ、とか、殺処分は仕方ないんだ、とか)が一人歩きして、実は誰の意思もそこに入っていないということは、ありえないでしょうか?
誰も気づかなくて、「きっと私は少数派なんだ」とみんながみんな思っていて、その巨大な何かは一人で歩いていく・・・

そもそも岡山の人って、ほんとにそんなに多くの人が、犬猫を殺処分したいと思っているのかな?
今回の保健所のことがきっかけで、ますますそんなことを考えたのでした。

* * *

電話の最後、保健所職員さんに「瀕死の猫の場合でも、顔だけでも写真を撮って載せてほしい」と要望したところ、ケガの部位や程度によっては見せられる場合もあるということで、今後も前向きに考えてくださるということでした。

すべての猫ちゃんが殺処分されない世の中になりますように。




テーマ:動物保護
ジャンル:福祉・ボランティア

2012.03.22 18:24|岡山の動物行政
私はかねてからの記事で、岡山市保健所の猫について書いてきました。

岡山市保健所では、「保護犬は掲載するのに、保護猫は掲載しない」という問題があり、
電話で職員さんにお尋ねしたり、記事に書いたりして問題提起してきたのですが・・・

ついに!
保護猫情報のページができました!
パチパチパチパチっ

[ 岡山市保健所 保護猫情報 ]
http://www.city.okayama.jp/hofuku/eisei/eisei_00400.html


岡山市で猫を飼う私たちにとって、この一歩は、とても評価すべき進化です。

もし愛猫が外に出てしまったら。
もしケガをして保健所に収容されてしまったら。
もし迷子札も取れてしまっていたら。

飼い主の心配は尽きません。
今までのように保健所収容から処分までの「未公開グレーゾーン」があると、私としては気が気ではない状態だったのです。

だから、保健所が猫を保護して「公開する態勢ができた」、ということ自体に、大変意味があると思います。
保護情報を公開してもらうことで、保護してから処分決定するまでの管理を適正にしてくれるんだ、という安心感がもてます。
万が一何かの手違いがあって連絡が滞っても、「最後の砦」として、保健所が一定期間まもってくれるという安心です。

要望を出し続けてくれた市民の皆さんと、努力してくれた職員さんたちのおかげです。
ありがとうございました!

* * *

さて、この小さな一歩に喜んでいるヒマはあまりなく、引き続き保健所に要望していかなくてはならないことがあります。
それは、「写真の掲載」です。

【3/23追記】すみません!岡山市保健所が猫の写真を掲載しない本当の理由がわかりました→「岡山市保健所の英断とは


今回の保護猫掲載は、実は文章のみの掲載です。
ページには明確に、「負傷して保健所へ搬入された猫の情報です。(画像はありません)」と表記があります。

以前電話でお尋ねした時、職員さんは
「もし猫を掲載できたとしても、文章のみになると思います。負傷している猫ですので写真はちょっと・・・」とおっしゃっていました。
(一言一句が正確ではありません。こんなニュアンス、ということです。)

でもやっぱり私は、写真は重要だと思うのです。

たとえば皆さんは次にあげる猫の毛の柄について、ぱっと姿が浮かぶでしょうか?
キジトラ
サバトラ
茶トラ

きっとここに読みに来てくださる多くの方にとっては簡単すぎる問題でしたね。
さらに白色が入ると、それぞれ、キジ白・サバ白・茶白・・・などと呼びますよね。

キジトラとサバトラと茶トラの違いを、保健所の職員さんが正確に記載できるとは限りません。
たとえ保健所側がキジトラと思って記載しても、飼い主からしたらサバトラかもしれません。

これに加え、純血種での毛色の呼び方でこられたら、もうわけがわからなくなります。

飼い主:  「うちの猫がそちらにいませんか?柄はブラウンタビーなんですが。」
職員さん: 「キジトラならいるんですが。」
飼い主:  「いえいえ、ブラウンタビーなんですが。」

なんてことになったりして。
ここまでくるとちょっと笑ってしまいますが、あえて極端にするとこういう認識の違いがあるという話です。

(注:そもそも愛犬・愛猫がいなくなったら、ちゃんと保健所に足を運んで確認しに行くのが飼い主の正しいあり方だと思うので、
電話やホームページで見るだけでなく、必ず現地で姿を確認してくださいね!)


今すでに、全国的にも、収容動物の写真掲載はあたりまえになっていると思います。
同じ岡山でも、県愛護センターでは負傷猫の掲載をしています。

岡山市も、負傷した動物を見る抵抗感を市民に与えるデメリットよりも、飼い主にとって家族を見つける可能性を広げるメリットのほうを優先すべきです。


また、全国には「迷子情報拡散ボランティア」さんがたくさんいらっしゃいます。
これは私もツイッターを始めて知ったのですが、実にたくさんの方が「微力ですが」とおっしゃいつつも時間をさいて全国の保健所ホームページをチェックされ、保護犬猫の情報をツイッターで広めてくれているのです。

ツイッターの短い文章で個体を表現するためには、毛色の表現はかなり重要になってきます。
飼い主さんは必死に情報を集めようとしてツイッターも活用されるかもしれませんが、多くの情報がある中で、毛色の表現ひとつ違えば、見落としてしまう可能性が高まります。

やはり文字より写真が物を言います。
いくら負傷していても、どんな姿になっていても、写真さえ見れば自分の愛猫かどうかは一目で判別できるものです。

* * *

大切な家族を守るために、やるべきこと。

1、目の届く範囲で管理(室内飼いの徹底など)、迷子札やマイクロチップの装備

2、万が一の場合は、保健所と愛護センターと警察にすぐ連絡すること、足を運んで確認すること

3、住んでいる街の動物行政をしっかりしてもらえるよう声を上げること


あらためて自分のペットの管理を見直し、万が一のとき後悔しないよう日頃から備えを怠らず、できれば行政にも意見を届けましょう。
写真掲載について共感してくださった方はぜひ、岡山市保健所に要望を出してみてくださいね。

岡山市 保健福祉局衛生課へのお問い合わせフォーム
※意見を出すときは、苦情ではなく要望として丁寧なマナーを心がけてください。


【3/23追記】岡山市保健所が猫の写真を掲載しない本当の理由→「岡山市保健所の英断とは







テーマ:動物保護
ジャンル:福祉・ボランティア

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にゃんとら

Author:にゃんとら
岡山の猫好き。
犬猫を愛護センターや保健所からレスキューするNPO法人の動物愛護ボランティアに参加。シェルターに犬猫のお世話に行きながら、個人ボランティアとしても情報発信しています。
本職はグラフィックデザイナ~。

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