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2014.06.29 23:37|岡山の動物行政

向き合うこと。

他人事ではないということ。

2年ぶりに行われた、岡山県動物愛護センター見学会の活動報告です。
見学内容だけでなく、質疑応答会や参加者の声などもまとめてあり、かなり読み応えのあるものになっています。
わんぱーく公式サイトにアップしました。

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~はじめに~


 最終処分場である岡山県動物愛護センターでは、 収容された犬猫は選別され、人馴れしていて病気もない子は一般譲渡に回ります。

 そして何らかの理由で処分と判断された子達は収容期限が決められ、その日がくると壁が動き、自動的に処分室へと送られ、二酸化炭素による窒息死で命果てます。

 岡山市保健所、倉敷市保健所からも処分対象の子たちはこちらに送られ処分されます。
 悪いのは元の飼い主。途中で飼養放棄し、物のごとく遺棄。迷い犬で収容される子も後を絶ちませんが、飼い主が探さないのは遺棄したのも同然。そんな無責任な人間の犠牲になっている犬猫が次々と処分されています。

 そんな中で「わんぱーく」では、殺処分ゼロを目標に、1匹でも多くの命を救い、里親さんとの幸せな暮らしへの架け橋となるべく活動を続けています。

 私たちが救いきれない犬猫は無数にいます。
 愛護センターで悲痛な声をあげて鳴いている子、フェンスから手を出し助けを求めている子、隅の方に固まってこちらを見ている子、無邪気に愛想を振りまく子…救えない分、その子たちの声を、まなざしをしっかりと受け止め、多くの方にこの異常な現状を伝えていくことが、その子たちのために私たちができるせめてものことだと思っています。

 後のない子達を見るのは辛いです。でも、その子たちが発する声を誰かが受け止め、殺処分ゼロに向けて声をあげていかなければ、いつまでたっても不幸な現状は続きます。

 現状を変えることは、現状を直視することから始まります。

NPO法人 犬猫愛護会 わんぱーく 代表


・・・ 続きを読む

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2014.03.05 16:36|岡山の動物行政
岡山県動物愛護推進計画のパブリック結果が発表されています。(2014/2/14)
http://www.pref.okayama.jp/page/365698.html

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1 総件数
   2,398件(332名、2団体)

2 ご意見等の概要と県の考え方

ご意見の概要と県の考え方についてはこちらをご覧ください。

「岡山県動物愛護管理推進計画」改定素案に対する
県民意見等の募集結果について [PDFファイル/865KB]

----------------------------------------------------------

40ページにのぼるPDFの中身ですが、
意見ひとつひとつに県としての考え方が記載されています。
パブリックコメントを受けての修正は以下の1点のみ。

「ご意見の趣旨を踏まえ、課題として『しつけ方教室については、犬の飼い主の参加機会が増えるよう、広報を含く利用してもらうための広報を行うなどの取組も必要です。』を追記いたします。」

その他は、
「ご意見は具体的な取組を検討する上で参考にさせていただきます。」
というものや、現状を把握していない意見に対して回答するものが多かったです。

素案といっても有識者を集めて審議し、立派な書式のものが出来上がっているのですから、
県民の意見のひとつやふたつで、さすがにひっくり返る事はありませんね。

とは言え、パブリックコメントは意味のないものではなく、
一つ一つの意見は、県として次の具体的な取り組みを審議するときのリソースとなります。

今回は300人を超える人々から貴重な意見が集まりました。
今後もこの流れを途絶えさせることなく、法改正後の動物行政を県民として後押ししていきましょう!



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気になるピックアップ
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<No.55>
意見:
「岡山県下9箇所の保健所地区で行っている、定時定点回収は過剰な行政サービスである。
迎えに行ってまで回収する事は必要ないと思います。」


回答:
「平成26年度から引取り箇所を半減することとしており、今後は廃止する予定です。
なお、引取り拒否事由の厳格運用により、平成25年9月以降、定時定点引取りの実績はありません。」



こちらの意見は私が提出したものの一つですが、
県としてきちんと回答してくれました。
定時定点回収については、岡山がまだ行っているのかどうか、
ずっとモヤモヤしていたので、これでスッキリしました。


◆定時定点回収とは?

飼えなくなった犬猫を、地区で決められた場所に連れていくと、
回収車が来て引き取っていくという恐ろしい行政サービスのこと。
以前は全国的にあったが、最近では動物愛護の観点から廃止する県のほうが多くなっている。
岡山では県下9箇所に保健所があり、
その地域でそれぞれ1箇所ずつ回収地点があると聞いていました。

文脈から解釈すると、
・現時点で完全廃止ではない
・今年から引き取り箇所を半分にする (5箇所くらいか?)
・今後は廃止する (いつかはわからない)
・法改正後は引取り拒否できるようになったので回収していない


ということで、
「制度としては残っているが、実際のところは法改正後は引き取っていない」
ということらしいです。


◆「引取り拒否事由の厳格運用」とは?

2013年9月から施行された改正動物愛護法では、行政の動物引取りに関して変更がありました。
これまでは、「行政は飼い主などから引き取りを求められた時には、引き取らなければならない」
と決められていましたが、これからは、「引取りを拒否することができる」と変わりました。
これにより、岡山県動物愛護センターでは、この法律を上手く活用し、引取り数の削減に成功しているようです。

◆定時定点回収と「引取り拒否事由の厳格運用」の矛盾

岡山県では回収の業務は民間の委託業者に一任していますので、
センターでの引取りでなく現地での引取りとなると、それがやむを得ない引取りなのか、
それともただの飼い主の無責任さによるものなのか、判断するのはその民間業者の方ということになってしまいます。
本来、窓口で行政職員が対応している、「引き取りの正当性・必要性」に対する判断を
徹底できないことから、定時定点回収と改正動物愛護法の運用に関する矛盾点が危惧されていましたが、
パブコメの回答によると、法改正後は回収していないということですので、
本当に厳格運用してくださっているようですね。

そうなってくると逆に疑問なのが、
平成26年度から回収地点は半減となるにせよ、その残った回収地点で
どのように「引き取り事由の厳格運用」をするのか?ということです。
また職員さんに聞く機会があればお考えを聞いてみようと思います。


以上、一部のみになりますがレポートでした。






テーマ:動物保護
ジャンル:福祉・ボランティア

2014.02.26 15:19|岡山の動物行政
2014年2月23日、かねてから皆で準備を進めてきた新年会が開催されました。
ただの新年会ではありません。

県 × 市 × 議員 × ボランティア


総勢40名余りによる、岡山の犬猫殺処分数削減&安楽死への移行に向けての、
キックオフ集会のような素敵な会になりました!

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今回の集会の何が一番すごいかと言うと
岡山の動物行政を司る3つの行政うち、
「岡山県動物愛護センター」と「岡山市保健所」という2つの行政が同席してくださった事です。

これまでは、「岡山県」と、政令指定都市「岡山市」は、管轄が違うため「別世界」とされてきました。
オブザーバーとしてではなく、当事者として両者がこのように、
ボランティアとも顔をつき合わせて交流してくださった事は、前例のないこと!

たぶん 「岡山初」 です。


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参加者・内容
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(順不同で失礼します)

<行政から>

岡山県動物愛護センター 天野課長
岡山市保健所 永山所長

<議員さん>

岡山県議会 山田総一郎議員
岡山県議会 若井たつ子議員
岡山市議会 松田やすよし議員
岡山市議会 中原淑子議員
倉敷市議会 新垣敦子議員

<ボランティア>

スマイルプロジェクト
幸せの架橋 in 岡山
わんこレスキュー
NPO法人 犬猫愛護会 わんぱーく
and more・・・

1 開会あいさつ
2 山田議員よりご挨拶
3 団体紹介 わんぱーく、幸せの架橋、わんこレスキュー
4 岡山県動物愛護センター 天野課長よりご感想
5 各チームよりお世話になっている方々へ感謝状贈呈
5 団体紹介 タグファーツ、スマイルプロジェクト
6 意見交換会
7 岡山市保健所 永山所長よりご挨拶
8 出席議員の皆さんよりご挨拶
9 閉会

参加費 1000円
お菓子と飲み物代を引いたお金は、愛護センターへ犬の防寒対策のために
バスマットを寄付、それから譲渡会のチラシ印刷費用に使用します。

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(午前中に譲渡会があったため、ついでにオブザーバーとして出席したセビーとムーミン)

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(感謝状贈呈)



団体紹介では各団体のプロモーションムービーを参加者の皆様に観ていただきました。

◆わんぱーく
殺処分の現状とシェルター活動

2011年放映 西日本放送news everyより

◆幸せの架橋
子供への動物愛護教育

「~未来に咲かせる花~」

◆わんこレスキュー

適切な飼育環境、丁寧な譲渡

「~幸せのための譲渡~」

◆タグファーツ
ドッグライフを楽しむために

「ドッグトレーナー長尾毅 ~トレーニングをすればお利口に!~」

◆スマイルプロジェクト

多様なボランティアの形

「~犬と人を愛するあなたを応援!~」

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(わんレスさんPVより)



おいしいお菓子や、かわいい目次カードや
受付の準備、来賓の方との調整、感謝状、プロモムービーなどなど・・・

この日のために各チームのボランティアが、
いそがしい日常の合間を縫って準備を進めてきた事が実り
こうして当日を迎えることができて、感無量です。

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実はムービー制作を私が担当させていただいたのですが、
各チームの代表さんたちが素晴らしい文章とコンテをくださいました。
そこから意図をくみ取りながら、アレンジしつつ動画を作っていくのですが、
制作中にわかったことがあります。

ボランティアがどれほどの思いで日々の活動をしているか。

淡々とこなしているように見えるかもしれませんが、

あらゆるジレンマを抱えながら、吐き出す事もせず、いえ、吐き出す時間も余裕もなく
また次の事に直面し解決していく
ということを、

皆さん仕事も家庭もボランティアもすべて両立しながらこなしています。
それでも希望を持って命と向き合っているということ。

そんな事は原稿には書いていません。
でも、制作していると、そういう事が伝わってきました。

私が所属してるチームだけでなく、他のチームの皆さんの、
活動への想いを知ることができる貴重な体験をさせていただきました。

私が制作中に感じた事を、5分間のムービーを初めて見た人に果たして伝えきれているのか、
そういう作品にできていたかな・・・という事だけが気がかりです。





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意見交換会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


意見交換会では安楽死への移行について、アニマルポリスについて、などを話しました。


◆安楽死について

<岡山市保健所、永山さん>
岡山の3行政同意のもと、安楽死への移行を検討している。
他県への視察なども今後していく。
今の処分方法のままではだめだと思っている。

<若井議員> 

吸入麻酔剤「セボフルラン」の導入について。
議会での質問において、保健福祉部長より「処分数減れば、方法を変えることができる」との答弁。



◆アニマルポリスについて


<わんぱーく 茶本代表>

2014年1月6日より開始された兵庫県のアニマルポリスホットラインに倣い、岡山でも導入検討を。
兵庫の例では、悪徳商法ホットライン(生活経済課)の担当3人があらたに動物の事を勉強して運営しているそうで、
特別な予算組がなくとも、現場のやる気次第で実現可能なことを示している。
また、実現には議員の後押しがあったそうなので、岡山でも議員の先生方に後押しをお願いしたい。
兵庫ではその窓口に、1日に10件ほどの電話がある。

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<山田議員>
県議会での質問では、アニマルポリスについても質問したが、
答弁では、動物虐待の通報窓口は岡山県動物愛護センターや地区の警察署となっ
ていること、現状ではその「窓口の周知に努める」とだけ回答があった。
(近々、議事録が公開されるのでチェックしてほしい)
現状ではアニマルポリスというところまで至らない。
兵庫県の例を受け、岡山ではどこの課が担当できる可能性があるか調べたい。

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(山田先生の議会質問について関連記事)


◆その他の意見交換 & 会の進行中に話題にのぼった事など

<スマイルプロジェクト 清水代表(主催)>
岡山県動物愛護推進計画へのパブリックコメントについて、
今回2300件余り(300人余り)の意見が集まり、関心の高さを表している。
昨今では犬猫だけでなく、イノシシやシカなど害獣問題のこともあり、
同じ命、動物と人との共生を考えていく必要がある。

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<岡山県動物愛護センター 天野さん>

2013年9月法改正以降の引取り数減少の実績について。

【2013年】
9月  犬=2 猫=0
10月 犬=0 猫=1
11月 犬=5 猫=8
12月 犬=1 猫=11

【2014年】
1月 犬=0 猫=0

このようにかなり減少している。1度目の持込みは完全に拒否。
(そのぶん放浪犬の収容が増えているのではという意見に対し) ⇒放浪収容犬も減少している。
リピーターへの指導も、現地に赴いたりと強化している。(これは2013年9月以前からやっている)

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収容施設の環境について、犬の防寒対策として寄付のバスマット(浴室マット)を取り入れている。

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<岡山市保健所 永山さん>
人とペットの共生について、多頭飼育崩壊の案件などがあり、犬猫の事に関わる時に
同時に人間の心の問題にも関わっている事を実感している。
これからは、そういった事にも目を向けていく必要性を感じている。
地域猫に関して、賛否両論あるが現時点で最善の方法。地域住民の理解を促したい。

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<水内トレーナー>
遺棄や、放浪犬など、保護犬の理由は、しつけができていないことによる人間との共生失敗や、逃走である。
逃走した犬については、飼い主は「犬だから帰ってくる」と思っている事が多いが、大間違い。
室内飼いで散歩しなかったり、外に繋ぎっぱなしのような飼い方では、犬は自分の家の場所を認識できていない。
飼い主さんにお願いしたいのは、毎日散歩に連れていき、家の周りをくまなく歩いて、犬に自分の家の場所を覚えさせること。


<中原議員>
ボランティアの皆さんの熱意がとても伝わってくる。
岡山天然記念物アユモドキの保護について、農家との対話をとおして相互理解に至る経験をした。
動物愛護についても対話によって、色々な立場の人でも理解が深まるものと思う。


<松田議員>
震災対策について。
岡山市内の避難所に食糧を備蓄しているが、そこにペットフードが入っていないので入れるように働きかけたい。
岡山市民60万人、流動人口(市外から働きに来ている人など)合わせると160万人もいる。
どこで被災するかわからない状況なので、ペットの置き場については避難所ごとにその場に集まった人たちでルールを決める必要がある。


<新垣議員>
2月5日に倉敷市で動物愛護推進会議が行われ、出席した。
(議員・ボランティア・倉敷市保健所が出席)
実は犬は苦手だが、保健福祉部を担当しているので、これからも頑張っていきたい。

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* * *

会場は、主催の清水さんの軽快かつスマートな司会のおかげで、
緊張するような事もなく、ざっくばらんな良い会となりました。

このあと若井先生に閉会のお言葉をいただき、
最後にみんなで起立!三三七拍子で締めくくりとなりました。

会が終了したあとも、参加者の皆さんで立ち話でわいわい盛り上がり、
愛護センターの天野さん、保健所の永山さんをはじめ、
議員の先生方も残ってお話を聞いてくださったり、
みなさんとてもフレンドリーで活気のある会場でした。

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(子犬を見て抱っこしたいと、山田先生。いい笑顔です!)


こんな良い会ができたのは、
岡山で活躍する各チームのボランティアの皆さんの連携のたまものです。
そして一番の功労者は、なんといっても、そんなふうに繋げてくれている
スマイルプロジェクト清水さんですね。

仲間の皆さんのおかげで、実りのある啓発活動が実現できています。
本当にありがとうございます。
これからも力を合わせて頑張っていきましょうね!!









テーマ:動物保護
ジャンル:福祉・ボランティア

2013.12.14 00:16|岡山の動物行政
みなさんに重要なお願いです。
今年の動物愛護法改正を受けて、各都道府県で今年度中に動物愛護推進計画の見直しがされる事になっています。

私の住んでいる岡山県では、全国的にも早い段階で改定素案が打ち出されました。
しかも、すでに出ている他県の計画文書と比べても、グラフの見やすさもピカイチで、具体的な目標数値を明記しているところが素晴らしいです。
すごいぞ岡山!関係者の方々のご努力に感謝します。
ただ、具体的な数値といっても10年間の目標としては、ぬるいのではと思うところが多々ありました。

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今後10年間で、何を成し遂げるか。
私が思うに、10年後の殺処分数は、この推進計画中の目標数値設定に、かなり依存します。
10年後の岡山の殺処分数がこれで決まると言ってもいいかもしれません。

だから、皆さんには、本気になっていただきたいのです。

例えば、岡山県は10年後の目標として、収容された犬猫の殺処分率を50%以下と設定しました。
つまり2頭に1頭を処分するということ。

みなさん、この目標で良いですか?

県はこれらについてのパブリックコメントを12月20日(金)まで募集しています。
これに対し県民としてちゃんと「返事」をしなければ、興味がないと思われてしまいます。


改定素案の概要版 時間のない方にオススメ(4ページのみ)
「岡山県動物愛護管理推進計画」改定素案(概要版) [PDFファイル/336KB]

改定素案の全文はこちら(全43ページ)
「岡山県動物愛護管理推進計画」改定素案 [PDFファイル/2.91MB]

宛先はこちら 岡山県保健福祉部生活衛生課 あて
eisei@pref.okayama.lg.jp



私が出す予定のパブコメはこちらです。
一つでもよいので、同意していただけたらコピペしてメールを送って下さい。


1、目標値の設定についての意見

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◆該当項 : 23ページ
◆意 見 : 引取り数について、目標値の設定を以下のように変更してください。

<変更前>
犬・猫の引取り数を75%削減する (平成35年度における対平成24年度比)
 犬    平成24年度 321頭   →  平成35年度 80頭 に
 猫    平成24年度 1271頭  →  平成35年度 317頭  に

<変更後>
犬・猫の引取り数を95%削減する (平成35年度における対平成24年度比)
 犬    平成24年度 321頭   →  平成35年度  16頭  に
 猫    平成24年度 1271頭  →  平成35年度  63頭  に


◆理由 : 10年後の目標としては設定値が消極的のように思います。
犬猫あわせて100頭以内であれば、団体譲渡もあわせれば全て救える頭数です。実現できそうな数値設定ではなく、本来実現するべき数値設定をしてください。
keihatu.jpg


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◆該当項 : 25ページ
◆意 見 : 殺処分率および殺処分数について、目標値の設定を以下のように変更してください。

<変更前>
犬・猫の殺処分率を50%にする
 2頭のうち1頭を殺処分

犬・猫の殺処分頭数を75%削減する (平成35年度における対平成24年度比)
 犬    平成24年度 831頭   →  平成35年度 207頭 に
 猫    平成24年度 2318頭  →  平成35年度 579頭  に

<変更後>
犬・猫の殺処分率を5%にする
 20頭のうち1頭を殺処分

犬・猫の殺処分頭数を95%削減する (平成35年度における対平成24年度比)
 犬    平成24年度 831頭   →  平成35年度 41頭 に
 猫    平成24年度 2318頭  →  平成35年度 115頭  に


◆理由 : 10年後の目標としては設定値が消極的のように思います。
実績から予想して無理なく実現できそうな数値設定になっていますが、5年後に見直しもできますので、目標値は高く設定していただきたいです。
syuyo_inu.jpg

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◆該当項 : 33ページ
◆意 見 : 動物取扱業者施設監視の周期について、目標の設定を以下のように変更してください。

<変更前>
動物取扱業者施設監視 3年間で全施設の監視

<変更後>
動物取扱業者施設監視 1年間で全施設の監視
抜き打ち訪問の実施


◆理由 : せめて1年に1度のペースでないと、本当の監視はできないと思います。また、訪問日時を知らせてから行くのでは実状を知る事ができません。抜き打ちチェックは必須ですので明記してください。



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同意してくださる方はコピペして氏名・住所(番地不要)を記載の上、メール送信して下さい。
→ eisei@pref.okayama.lg.jp
岡山県保健福祉部生活衛生課 あて 
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2、推進計画文書の構成についての意見

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◆該当項 : 全体
◆意 見 : 目標達成への取り組みについて、「啓発します」「努めます」「周知します」という漠然としたものではなく、具体的な取り組み案を検討し、文章として盛り込んでください。

各都道府県の推進計画の様式は様々である中で、他に先駆けて岡山県が策定した事は誇らしいことです。他の県のお手本となるように、積極的な案を盛り込む事により全国の動物愛護をリードする事ができます。たとえば前回の広島県の推進計画のように、具体的な方策を文章として入れる事で私達県民は安心する事ができます。約束事としてではなく、例示として盛り込めばハードルも高くないと思います。




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同意してくださる方はコピペして氏名・住所(番地不要)を記載の上、メール送信して下さい。
→ eisei@pref.okayama.lg.jp
岡山県保健福祉部生活衛生課 あて 
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3、目標達成へ向けて具体的な取り組みとして盛り込んでいただきたい内容


【引取り数を95%削減するために ~飼い主の啓発~】

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◆一般飼い主への啓発
飼い主の責務として、犬猫ともに首輪に加え迷子札・マイクロチップ等の装着、犬猫の繁殖制限、また猫については完全室内飼を促すために、公民館などでの出張講習会を定期的に行ってください。
地元の動物病院に協力要請し、参加者にはマイクロチップ割引券・避妊手術割引券を配るなどして参加率を高めると効果的だと思います。
講習会は岡山県下の各保健所職員が担当し、地元住民との交流の場にできると良いと思います。

<詳細>
岡山県の管轄は高齢過疎地も多く、飼い主の認識も時代遅れのものが多いです。猫は半野良のような状態で避妊もせず中外自由飼い、犬が離れてもすぐに戻ってくるだろうという甘い考えで、殺処分数の減少を阻んでいます。
岡山県下全域を視野に入れる推進計画では、地方の飼い主の啓発のための施策は必須だと思います。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◆持込みリピーター防止①
子犬子猫を引き取りする際、センターに連れ込んだ飼い主に後日、避妊実施報告書を提出させることを条件とし、本当に実施したか動物病院に確認をとってください。

<詳細>
リピーター防止のため。特に猫の場合、センターに入るのは子猫がほとんどです。生まれたが飼えないという無責任な飼い主の犠牲になっている子達。無責任にセンターに連れ込んだ飼い主に二度と同じことをさせないよう、避妊手術を徹底させるために必要な作業です。
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‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◆持込みリピーター防止②
現在、飼い主からの引取りは、本人確認証書の提示のみとなっていますが、飼い主であることの証明となるもの(犬猫と一緒に写っている写真・医療明細など)の提示、さらに戸籍謄本の提出を義務づけてください。またそれらの情報をまとめ、リピーターチェックとして過去と照合するためのデータベースづくりをしてください。

<詳細>
自称飼い主による持ち込み防止、安易に飼養放棄するリピーター防止のため。マイクロチップが義務化されるまでは、センターに持ち込まれる犬猫が本当はどこから来た子で、誰が持ち込んで来たのか、正直言ってわからないのではないでしょうか。繁殖販売業者による偽装の可能性もあります。本当に飼い主か、確認の徹底をしてください。また家族によるリピート防止策として戸籍謄本の提出が有効だと思われます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◆安易な持込み防止
持ち込み費用を1匹2000円・子は5匹1000円から、1匹あたり一律1万円に引き上げてください。

<詳細>

命の値段、厄介払いの費用が2000円とは安すぎます。出しやすい金額設定にする必要はなく、安易な持ち込みを防止するためには逆に一般市民が出しにくい金額設定が必要です。また成犬成猫、仔犬仔猫にかかわらず一律で良いと思います。5匹で1000円とは非常識と言える金額設定ではないでしょうか。飼えなくても5匹1000円で引き取ってくれるからと安易に産ませる者がいます。
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‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◆持込み者の説得と啓発
講習を受けた者からのみ、引取りするシステムに変えてください。講習内容は、殺処分のビデオを見せる、避妊去勢の重要性を説く、終生飼養という飼い主の責任を教える、の3つが良いと思います。

<詳細>
殺処分をなくすのを目指すならば、安易に「愛護センターへ連れて行けば引き取ってもらえる」という飼い主の意識を変えていく必要があります。県民の愛護意識を底上げするために、職員さんにも協力してもらう必要があると思います。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◆即時廃止していただきたい事
岡山県下、9箇所の保健所地区で行っている、定時定点回収を廃止してください。

<詳細>
飼育放棄する人に対して過剰な行政サービスです。迎えに行ってまで回収する事は必要ないと思います。岡山県の恥です。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◆引取り拒否の弊害への対策
遺棄の防止のため、警察と連携してアニマルポリスのような組織を創設してください。警察官が愛護センターに常駐する、あるいは警察内部に動物担当部署を設置し、県職員が出向するなど、警察と県職員が連携した専門組織が必要です。

<詳細>

実際に法改正後の3ヵ月で引取り数が激減すると同時に捨て猫が激増していると山陽新聞で読みました。遺棄は犯罪だという法律が周知されていない現在ですが、これは一般人だけではありません。警察官までもがいまだ愛護法を知らないという有様です。この現状を受け、県の動物行政として県警への働きかけを行っていただく必要があると考えます。
また警察がそのような状態ですので、虐待についても近隣住民が発見した時どこに言って良いのかわからなくなっています。ボランティアや一般人の現場への立ち入りやパトロールなどは大変な危険を伴います。また不適切な飼い主は一般人からの助言など聞く耳を持ってくれません。警察官のように訓練を行った専門家や、行政職員のような立場の人からの呼びかけがなければ、動物を救う事はできません。




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同意してくださる方はコピペして氏名・住所(番地不要)を記載の上、メール送信して下さい。
→ eisei@pref.okayama.lg.jp
岡山県保健福祉部生活衛生課 あて 
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【殺処分率を5%・殺処分頭数を95%削減するために ~返還・譲渡の機会拡大に向けて~】


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◆積極的な呼びかけ、メディアの利用
所有者不明の収容犬猫について、返還率を高めるために、「現在の収容情報」をラジオ、テレビ、新聞等と官民協働し、たくさんのメディアで拡散すべきです。また譲渡会やしつけ教室など県の愛護事業についても同様にメディアを利用し、効果的に周知できる方法を考えていくべきだと思います。

<詳細>

岡山県動物愛護センターの収容犬猫について、ホームページなども見て常に確認していますが、明らかに飼い主がいると思われる犬も多いのが現状です。首輪やリードが着いている子達が処分されていくのは異常です。これは岡山県の返還率の低さを示しています。
そしてせっかくの愛護事業も、県民がそれを知らなければ意味がありません。犬猫を飼いたい人はまず愛護センターへという認識を浸透させる必要があります。
現状では啓発チラシや広報誌を愛護センターや行政施設に置いていたり、また岡山県のホームページに収容情報や動物愛護についての呼びかけを載せるなど工夫されています。しかし一般人が行政施設へ足を運ぶ機会は少ないので、そこにチラシを置いたりポスターを貼っていてもあまり意味がありません。これらは全て蜘蛛の巣方式で、来る人を待っているだけの印象があります。県民が自発的に情報収集しなければ入ってこない情報となっており、非常に勿体ないと感じます。
一般人が行政施設へ足を運ぶ機会は少ないので、そこにチラシを置いたりポスターを貼っていてもあまり意味がありません。
テレビCMや新聞を利用するのが一番効果的です。また駅や電車内など人の目につきやすい場所にポスター掲示したり、公共ビジョンを利用し広報映像を流すのが効果的だと思います。
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◆迷子情報の共有
警察、岡山市、倉敷市と連携し、迷子犬猫の情報共有データベースを構築して、飼い主から探している犬猫の連絡を受けたら、すぐに収容犬猫と照合できるようにしてください。念のため飼い主持ち込みの犬猫に対しても同様に照合してください。

<詳細>

普通の県民は岡山県と岡山市・倉敷市の管轄の分け方も探し方も知りませんので、一箇所に連絡すればすむように、行政のほうで連携する事が殺処分削減への近道だと考えます。また、自分の飼い猫が間違って処分されてしまわないか不安との声を聞くことがあります。1年以上探されている方もいます。所有者不明の犬猫が収容されたら、飼い犬・飼い猫の可能性がないか過去に遡りすぐに情報を引き出せるデータベースが必要です。

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◆設備投資・増員
譲渡対象犬猫の飼養設備を拡大してください。

<詳細>

例えば猫の場合ですと、現在では収容制限6~7匹となっていると思いますが、敷地に対してあまりにも少ない頭数だと考えます。譲渡機会を拡大するために行う設備投資、増える作業をまかなうための増員は、殺処分することよりはるかに必要な行政サービス、有益な税金の使い道だと思います。
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同意してくださる方はコピペして氏名・住所(番地不要)を記載の上、メール送信して下さい。
→ eisei@pref.okayama.lg.jp
岡山県保健福祉部生活衛生課 あて 
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4、その他動物行政全般への意見


【収容環境・福祉について】

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◆5つの自由
収容犬猫について、福祉が保たれるよう環境改善してください。特に「ねこ室」のケージは猫の習性を全く無視した狭さです。最低限、餌と水とトイレを置ける床面積、および猫がジャンプできる高さにして下さい。

<詳細>

動物が与えられるべき5つの自由「飢えおよび渇きからの自由、不快からの自由、苦痛、損傷、疾病からの自由、正常な行動発現の自由、恐怖と苦悩からの自由」のうち、「正常な行動発現の自由」が保たれていません。たとえ処分される予定の猫だとしても、収容中は適切な環境を与えるのが当然だと考えます。
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◆尊厳死
処分方法を、安楽死に変えてください。

<詳細>
現在の二酸化炭素ガスによる処分方法は、安楽死とは言えません。処分頭数が多いうちはせめて麻酔剤での密閉処分、処分頭数が減る事が予想される将来では、1頭1頭に対する致死薬剤の投与による尊厳死をお願いします。
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◆情報公開
犬猫管理業務について、予算および費用の詳細な内訳情報を公開してください。餌代、衛生消耗品代、委託業者の人件費、処分器の稼働にかかる費用などについて、細かく分けた年度の会計情報を公開してください。

<詳細>

処分費用など、管理業務にかかる費用内訳は、委託業者への費用という事でまとめてしまっているという事ですが、費用の詳細が県民(=出資者)にわかるよう情報公開すべきです。特にガス処分にかかる費用は分けて計算していただきたいです。詳細がわかる事で、安楽死への切り替え費用もわかりますし、無駄を省いてより良い予算の使い道について議論ができます。



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同意してくださる方はコピペして氏名・住所(番地不要)を記載の上、メール送信して下さい。
→ eisei@pref.okayama.lg.jp
岡山県保健福祉部生活衛生課 あて 
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私のパブコメは以上です。


また、ボランティア仲間たちがまとめてくれたものもこちらにあります。
→ 重要!「岡山県動物愛護管理・・・」へのパブリックコメント基本文書

こちらも大変よくまとめられていて、多岐に渡って深い示唆に富んでいます。
1行でもいいのでコピペで提出してください。

よろしくお願いいたします!!







テーマ:動物保護
ジャンル:福祉・ボランティア

2013.11.07 17:11|岡山の動物行政
11月3日、議員さんとの動物愛護ミーティング第2回目が、岡山市南ふれあいセンターで行われました。

「Smile Project」さんが頑張ってくださったおかげで岡山市に企画が通り、
会議室の代金が半額となりました。
いつもありがとうございます(^^)

今回は、新垣議員が動物愛護先進市である鹿児島市を視察に行かれたとのことで、
そのご報告会&情報交換会となりました。
その名も、「公明党議員団とともに動物愛護を考える会」


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議員の先生方は、
・新垣敦子さん(倉敷市議)
・山田総一郎さん(岡山県議)
・松田安義さん(岡山市議)
・中原淑子さん(岡山市議)

(順不同)

ボランティアは、
・スマイルプロジェクト
・わんこレスキュー
・Team小さな足あと
・わんぱーく
・幸せの架橋
・犬猫の不妊・去勢を進める会
・岡山動物愛護会
・個人で活動されてる方

( 順不同)

・・・と、岡山のボランティアチームが一挙に会したような、
前回よりさらにパワーアップした顔ぶれとなりました。


* * *

新垣議員の鹿児島市視察のご報告は非常に興味深く、
鹿児島市はさすが動物愛護先進市だなあという内容でした。
と言っても私はこの日まで、鹿児島市がそんなにすごいとは思っていなかったので、びっくりの連続で・・・

例えば、中でも一番印象に残ったのは、
鹿児島市の収容施設では、譲渡対象の犬だけでなくすべての犬を、毎日散歩させているということ。
世話をしているのは民間の委託業者ですが、5名いて、その方たちが全ての犬を散歩に連れていき、1頭1頭記録をつけているというのです。
岡山では、散歩は譲渡対象の犬のみだと思いますので、放浪犬や処分対象の犬のケアまで徹底している鹿児島は本当に素晴らしいと感心しました。

この日は複数のボランティアさんから、岡山県の収容犬猫の待遇についての指摘が多く出て、
計らずも鹿児島市の好待遇との差が浮き彫りになるような形となりました。
餌の量や、室内の温度、ストレス軽減などの福祉面。
もし明日処分されるとしても、命ギリギリまで、ひとつでも多くの幸せを感じさせてやりたい
それがボランティアみんなの願いです。


私が発言させていただいたのは、
「動物愛護管理推進計画」の策定の時点からの、各自治体のやる気の違い、について。

平成19年に各都道府県に策定を義務付けられ、向こう10年間で何を成し遂げるのか、
県としての動物愛護に対してのありかた、などが書かれた「動物愛護管理推進計画」ですが、
鹿児島では目標値として10年間で殺処分数を「半減」と掲げているのに対し、
岡山では殺処分率を「90%以下」となっています。
「頭数」と「率」での効果の違いでイマイチ比べづらいですが、
岡山県のほうが消極的な数字であるような気がします。

いま日本では、自治体によって、掲げる目標や意欲そのものが全然違っていて
「動物愛護格差」とでもいうような格差が広がっているんではないでしょうか。
そして当然結果にも差が出ています。

あなたの県は、どちらですか?
リードしている県・・・それとも受け身な県。


殺処分ゼロで有名になった熊本市をはじめ、今回の鹿児島市、東京都千代田区、などの市区町村以下の自治体。
それだけでなく、都道府県レベルでも北海道、神奈川といった動物愛護先進県もあります。
(殺処分数だけでなく取組み、理念なども含め)
自治体の規模が大きければ掲げる目標も違い、実務でのやりにくさもあるかとは思いますが、
やっているとこはやっています。
やはり意欲の違いが結果に出ているのは明らかなのですよね。
それって、行政職員の意欲なんでしょうか。それとも市民の愛護意識なんでしょうか。

岡山も、もっとがんばろう!
人にも動物にも真面目な県になろう。


その他、印象に残った議題、発言。
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・法改正で引取り拒否できるようになり、広島では遺棄が増えたというデータ

・鹿児島市では獣医科大学と動物行政が提携しているため不妊手術や収容動物に対する医療が進んでいる

・岡山でも倉敷芸科大学の生命科学科との提携の話が過去にあったが流れたらしい

・サイバーパトロールがボランティアから始まった例もあり、アニマルポリスも提案できるかもしれない

・保護動物の不妊手術を行政でしてほしい→行政獣医はペーパー獣医が多いのでは?→仕事を与えられれば技術はおのずとついてくるはず

・地域猫活動の申請を市に提出するのに「町内会長のハンコ」が必要。猫キライな町内会長からはハンコもらえない。そもそも何にでも「町内会長のハンコ」を求める日本のシステムはおかしい。新しく就任された大森市長に言ってみては?

・岡山市、地域猫活動のパンフレット大量にあるが、町内会長のハンコなしではもらえないので無用の長物に。紙も印刷も税金なのに。

・岡山県では教育問題に力を入れて取り組んでいるので、動物にまでパワーが回らないのでは

・個人ブリーダーは誰でもなれるのか、何とかならないのか



* * *

2時間の会議が終わり部屋を出たあとも、議題は続きます。

前回このブログでちらっと書いていた、猫のネグレクト虐待案件について、
被害を受けている近隣当事者の方が資料をつくってきてくださり、皆で輪になって解決策を探りました。
市議、県議の先生方も最後までお付き合いくださり、感激。

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「アニマルホーダー + ネグレクト」の虐待案件は全国でも多数みられますが
やはりこれらの問題は加害者の精神面に関わるので相当根深く、
警察や行政が強制執行という形で現場に介入してもその場しのぎの処理に終わってしまうという事を、
実際に体験した被害者の方から事前に聞いていました。

こういった案件に対しては、これまで多くのボランティアが民間の力のみで、
例えば加害者と独自に接触して精神ケアをしつつ、騙し騙し犬猫を引き渡してもらうよう誘導して保護してきたと、先輩ボランティアさん達から聞いていました。
今回の件もそっち方向でなんとかならないかと、被害者の方と話してはいましたが・・・。

私はこの件に関してすんなり動けなかったのです。

実際に悪臭や鳴き声などの住環境被害や、愛護精神に関わる精神的苦痛も受けているような、民事的な側面、
それに加え動物愛護法違反という刑事的な側面。
これだけ疑いが揃っていて被害者当事者が切に訴えてきたにも関わらず、
行政も警察も何の役にも立たないというのなら、日本も岡山県も終わっています。
ほんとうに税金を返してほしい。
私的には、やはり公的機関に先陣を切って取り組んでもらい、その上で民間の力が必要なら積極的に協力しながら解決していきたいという思いがありました。

もうちょっと行政にお願いしてみたい、それでもダメなら自分でやるから!

というわけで、その場しのぎの処理に終わらないような行政の介入の仕方、
例えば行政の精神カウンセラーなどと動物ボランティアが協働し加害者をケアしていくことを提案したところ、
参加の先生方も賛同してくださいました。

とにかくこのようなひどい現場がある事をお伝えした最初は、
先生方からも信じられないと驚きや怒りの声もあがり、
「こういった現場は、警察に行ってもらい強制的に処理するしかない」
という声も上がっていたのですが、
そうすると、保護した猫の行き場がない、即逮捕できないなら加害者の精神が乱れて猫にあたり、
虐待が進む可能性が高いということを説明させていただいたところ、
やはりカウンセラーの線で進めるのが妥当だろうと話が落ち着いたのでした。

各所との調整は、新垣先生がまとめてくださることになりました。
また山田先生も、県警にも言ってみる、とおっしゃってくださいました。
協力してくださる暖かいお言葉の数々、本当に嬉しかったです。
資料を用意してきてくれた被害者の方、こういった場を設けて取り仕切ってくれたボランティア仲間の方、
皆さん本当に頼りになります。ありがとう。

---------------------------------------------
この案件については後日連絡があり、
保健所の精神衛生課と動物管理係のチーム、それからボランティアが協働して
解決に取り組むことになったそうです。

すごいすごい!嬉しいです。まずは一歩踏み出せて・・・良かった!

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※こちらまだ未確定なようです 11/19追記



こうして、今回も充実した内容の会が終わりました。
ずっと続けて、ひとつひとつ積み上げていきたいですね。
議員の先生方、これからもご協力ください。
ボランティアの皆さん、またお会いしましよう。

いま提案中なのが、

・岡山県動物愛護センター
・岡山市保健所
・倉敷市保健所
・岡山県警
・岡山で活動する動物ボランティア


5チームが集まる協議会です。
法改正に伴い、現場がどう変わっているのか、あるいは変わっていくべきか。

目的を成し遂げるためにそれぞれのチームがバラバラに動くところもあって良いけれど、
協働するほうが効率が良いこともあります。
そのためにまずは集まり、現状を把握し合い、比べ、知恵を出しあう必要があるのではないでしょうか。

そろそろ、そういう時期に来てもいいんじゃない?

この件は、行政と警察に顔が通っている偉大なる先輩ボランティアさんが
頑張って申請してくださってる最中です!
結果に期待しています!(>_<)♪






テーマ:動物保護
ジャンル:福祉・ボランティア

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プロフィール

にゃんとら

Author:にゃんとら
岡山の猫好き。
犬猫を愛護センターや保健所からレスキューするNPO法人の動物愛護ボランティアに参加。シェルターに犬猫のお世話に行きながら、個人ボランティアとしても情報発信しています。
本職はグラフィックデザイナ~。

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