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2014.09.14 20:48|ボランティア活動
パネル展

~~わんぱーく主催 パネル展のお知らせ ~~

私が所属する「NPO法人 犬猫愛護会 わんぱーく」ではこのたび、
犬猫たちの殺処分の現状や、私たちの活動を知っていただくためのパネル展を開催することになりました。

◆犬猫たちのパネル展
『見捨てないで!いま生きている小さな命』


【日時】10月8日(水)~10月13(月)、10時~19時(最終日は16時まで)
【場所】天満屋中地下タウン アートスペースにて

(岡山市北区表町2-1-1)
入場無料・出入自由

今年5月の愛護センター見学の時に撮影した写真とともに、
私たち一人一人にできる事の提案として様々なパネル展示を行います。
現状を嘆くだけでなく、来ていただいた方々の心に
希望の光を灯して帰っていただけるような展示にしたいと、
チーム一丸となって準備を進めているところですので、
ぜひ足を運んで、見て、感じていただければと思います。

※アートスペースは10月より移転しますのでご注意下さい。
新アートスペースは、旧アートスペース通路をロッツ方面に階段を下りたところになります。

≪告知にご協力ください≫
Facebook、Twitter、ブログ、口コミなどでパネル展の告知にご協力いただけますと助かります!
またポスターをご自宅で印刷&お店などに貼っていただける方、町内の回覧板で回していただける方、大歓迎です!ご連絡は不要です!

* * *

わんぱーく初の本格パネル展に向け、今日、
広報部制作部隊でレイアウトリハーサルを行いました。

20140914_155336.jpg
広報部の頼もしい仲間たち。いつもありがとう。

20140914_153614.jpg
愛護センター見学で撮影した写真たち。

20140914_153717.jpg
写真一枚一枚と向き合い、並び順を決める。

* * *

今回のパネル展では、殺処分という問題に取り組むNPOとして、
まず「現実を伝える」、そして「できることを考える」、この二本立てで行こうと決め、
レイアウトからポスターデザインまで企画してきました。
このポスターを見ていただいた感情そのままに、現地でも「明」と「暗」のコントラストの中で
感じていただく素直な気持ちを持ち帰っていただきたいと思います。


<ポスターデザインについて>
右半分で殺処分の現実を表現しています。
この犬は見学の時にいた収容犬で、言いようのない不安を抱えた表情をしていました。
自分の命がこれからどうなるのか、明日をも知れない毎日の中で抱える孤独と不安、
死んでいく仲間たちの叫び、恐怖をモノクロで表しました。

左半分は、命を繋いだ生命たちの輝きを表現しています。
わんぱーくから里親さんのところに譲渡し、今を輝いている命たち。
昨日まではモノクロの世界にいた子たちも、
輝く世界に行ける可能性があります。
その可能性を作るのは、私たち一人一人、あなたたち一人一人です。




全国で16万匹。岡山で3000匹。
「殺処分」という言葉。
その言葉をリアルに感じるためには、実際に処分場に足を運んでいただくのが一番です。
ですが、誰もにその機会が訪れるわけではない日常の中で、
せめて私たちが代わりに見てきたことを、一般の方に知っていただける機会があるとすれば、
このパネル展だと私は思っています。
ショッキングな内容もあります。
でも、希望もあります。

少しでも興味が湧いた方、是非に、見にいらしてください。
他ではちょっと見られないオリジナルのパネルも制作しています。


NPO法人 犬猫愛護会 わんぱーく ホームページ
http://www.wanpark.org/






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テーマ:動物保護
ジャンル:福祉・ボランティア

2013.05.16 15:31|ボランティア活動
アップが遅くなりましたが去る4月21日、岡山市で百閒川ふれあいフェスティバルがありました。
せとうちライオンズクラブさんによる毎年恒例の行事に
わんぱーくも毎年バザー出店させていただいていて、私は昨年に続き2回目の参加。
いつもありがとうございます!!

わんぱーくのブース。
バザー品が並ぶ中、殺処分を待つ収容犬の写真などのパネル展示も・・・。

hya_wan1.jpg


わんぱーくから里親さんのところに行ったワンちゃん。
当日は看板犬としてがんばってくれました。

hya_wan2.jpg


今年はバザーのほかに譲渡会も開催することができました。
わんこたち、お疲れ様だったね~。

hya_wan3.jpg



バザー品を提供してくださった方、お越しいただいた方、
みなさんどうもありがとうございました!!
売上は保護施設にいる犬猫たちの医療費やごはん代として大切に使わせていただきます。




そして。

この日はとんでもない嬉しい出来事があったのです。


イベントも終わり、そろそろ片付けを始めようとしていたその時!!


「あの~、○○です。以前~~で・・・」


突然話しかけられて言葉を咀嚼できないまま奥さんの顔をぼけーっと見つめる私。
どうやら里親さんらしい。

遠くから近づいてくる旦那さんと犬の姿・・・あの犬・・・・どこかで・・・・・どこかで・・・・


!!!

こんこん!!? だ!!!


hya_kon1.jpg









みなさん覚えていますか?
山で保護した4兄弟のうちの1匹です!


kon_hikaku.jpg

(過去記事→「この仔犬たちを幸せにしてくれる方おられませんか?」



里親さんがこんこんを連れて私たちに会いにきてくれたんです!

なんというサプライズ!


予期せぬ嬉しい来訪者にテンションが上がりまくり、
「こんこん!?
こんさん、こんこん!
こんさーーーんっ!!」


と、ややこしい奇声を発するわたし(笑)

(犬の名前が「こんこん」で、仔犬時代に育ててくれたボラさんが「こんさん」なのです)

こんさんも私も突然のことにびっくりして嬉しくて、思わず犬に駆け寄った・・・・わけではないのが
この犬の性格を知っている私たち2人の阿吽の呼吸です。
旦那さんと犬がこちらまで歩いてきてくださるのを待ちました。

というのは、山で保護した4匹はみんなビビりさんだったので、人間がわーっと駆けよったりすると
怖がらせてしまうことを知っているからです。


再会を喜ぶこんさん。

hya_kon2.jpg


ほおずりしたくて顔を近づけると「う~~」とうなられました(^^;)

hya_kon3.jpg


かっこいいリードと首輪に、鑑札もちゃんとつけてくださっていました。

hya_kon4.jpg



大きくなったこんこんに再会できて嬉しくて嬉しくて、
その体に触れていると、今まで味わった事のない幸せを感じました。

そして、幸せになったこんこんを見れば見るほど同時にやはり思い浮かぶのは、
まだ幸せになれていない兄弟たちのこと・・・
山に残した2匹、どこかに行ってしまったお母さん犬、そして・・・
幸せかどうかわからない環境に置かれているあの子のこと。

今この瞬間も、あの子は暗い小屋の中で体を丸めているんだろうか。
水はもらえているだろうか。

涙がぽろぽろこぼれてきました。

いつか、幸せそうなあの子の姿をアップできる日がきますように。




* * *




そういえば、だいぶ前になりますが兄弟のうちのもう1匹、こなつにも会ってきたんだった。

hya_kona1.jpg



子犬時代との比較はこんなかんじ。

kona_hikaku.jpg

里親さんに愛情たっぷり育てられて、ほんとうに幸せな子です。

こなつ専用の立派なテラスを増設してくださっていました。

hya_kona2.jpg


こんさんのことを覚えているのか、まんざらでもない様子のこなつ

hya_kona3.jpg


大きくなってもビビりはそのままかな?^^;

hya_kona4.jpg



里親さんのもとへ行った子たちの成長した姿を見るのは、本当に何にも代えがたい喜びです。

こなつに続き、今回はこんこんの幸せそうな姿を見ることができて、
自分は間違っていないんだな、良いことをしたんだな、またがんばっていこう・・・

そう思える瞬間でした。












テーマ:動物保護
ジャンル:福祉・ボランティア

2013.02.06 20:18|ボランティア活動
私が参加しているボランティアチーム「NPO法人 犬猫愛護会 わんぱーく」が、
おむすびプロジェクトの助成金を受賞いたしました!

2013-01-27_syojo.jpg


なんだかカワイイ名前のこのプロジェクト。
炊き立てごはんを想像してしまいそうですが、お米とは関係ありません^^

おむすびプロジェクトとは、
レディースインナー販売の株式会社シャルレさんが
「シャルレに関わる人すべてを幸せにしたい」という思いから立ち上げられた
「一般社団法人ここむす」(”こころとこころを結ぶ”という意)で企画する助成金プロジェクトなんです。

ここむすホームページ
http://www.cocomus.com/about.html


-----------------------------------------------------------------------
おむすびプロジェクト

『一般社団法人ここむす』は、生活者が地域を越えて「こころ」と「こころ」を結びあい、知恵を
出し合い、助け合うことで、毎日の生活をいきいきと送ることを目指して設立されました。
女性がここむすに加わることによって、家庭が幸せになり、家庭が幸せになることによって地域社
会が幸せになる。そんな幸せの連鎖をここむすは目指しています。

『おむすびプロジェクト』は、幸せの連鎖の実現を促進するためのプロジェクトです。

周囲の人や地域の活性化につながる活動をしている個人およびグループ・団体を、助成金を通じて
支援することにより、人々が心と心をつなぎ、共に豊かに暮らすことができる社会づくりを応援し
ます。


活動のテーマとジャンルは、生活、暮らし、環境、自然、スポーツ、文化、教育、育児、地域社会
など、幸せの連鎖が起こり、幸せが得られる人々が増えていくと、ここむすが判断するものであれ
ばなんでもかまいません。

≪おむすびプロジェクト実行委員会 2012年度メンバー≫
・実行委員長 一般社団法人ここむす 代表理事 北村滋郎
・実行委員 一般社団法人ここむす 理事 尾関泰輔
・選考委員 一般財団法人ジャスト・ギビング・ジャパン 代表理事 佐藤大吾
株式会社ソーシャルプランニング 代表 竹井善明
株式会社HASUNA 代表取締役 白木夏子


~応募要項から抜粋~

社会的な倫理観を持って活動・運営されており、
ビジョンと計画を持って人と社会を幸せにする個人およびグループ、団体に対して助成します。


・助成は継続的な活動と事業に対してのみ行います。
この活動と事業のために助成金を何に役立てたいかという具体的な目的を示してください。

・助成金総額:50万円 助成グループ数:5を目安として設定。

・助成の実施にあたっては、
助成されたお金がどのように使われどのような結果を生み出したのかという説明責任を果たしていただくことが前提となります。1年後に活動報告書をご提出していただきます。

・自らの活動や事業モデル、成功ノウハウを他の個人およびグループ・団体の更なる発展ために、
広く一般公開することを拒まないことを条件といたします。

-------------------------------------------------------------------------
(2012年度の募集期間はすでに終了しています)



* * *

ということで、チームの先輩ボランティアさんがこのプロジェクトの存在を見つけてくれ、
代表が活動紹介やPR文を書いてくれて応募したところ、受賞することができました!
アンテナを張っていてくれた先輩ボランティアさんと代表の文章力に脱帽!!


1月27日、助成金の受け渡しの日、ここむすの方とお会いすることができました。
その日は犬猫譲渡会の日でした。
譲渡会は岡山市内で毎週日曜、会場を提供してくださる有志の方の場所でさせてもらっているのですが、
この日は鈴木歯科医院様でした。
ここむすの方は、そちらまでわざわざ足を運んでくださいました。


2013-01-27_koinu.jpg

譲渡会でのひとコマ。大きく見えるけどまだ子犬だよ!ぼくたち里親さん募集中~。


2013-01-27_juyo.jpg

プチ授与式。


2013-01-27_cha.jpg

賞状と助成金をしっかり受け取りました!(写真は代表)




これまでの受賞は、
「地域サポートひまわり」さん (和歌山県岩出市)
「子ども青少年育成支援協会」さん (大阪府大阪市)

などで、動物保護団体の受賞は初めてだそうです。

心と心を結び、みんなが幸せになれる社会を目指して運営されているここむすさん。
人を幸せにするための福祉活動が受賞していく中で、

動物を保護する私達の団体を選んでくださったということは、
犬猫の殺処分の問題を解決することが人間の幸せにもつながる
ことを示唆してくださったのではないでしょうか。


そういう意味で、ただ助成金がもらえたというだけではなく、とてもとても重みのある受賞だったと思います。

ここむすの方は私たちの活動について「緊急性が高い」とおっしゃってくださいました。

日本ではまだ1年間に約20万頭という異常な数の犬猫がガス室へ送られているのが現状です。

その恐ろしい現象は、お風呂の栓を抜いた時にできる渦のように理不尽で、
犬や猫は、死という穴に向かって引きずりこまれていく事しかできないのです。
声なき動物たちには、どうやっても逃れる事ができないのです。

その渦から、1匹でも多くの手をつかんで引き寄せて、なんとか助け出してやりたい。
それが私たちがやっている活動です。

その思いが届き、認めてもらえた今回の受賞は、
私たちの今後の活動への大きな励みとなると共に、
今後さらなる邁進をしていかなければと背筋が伸びる思いにさせてくれました。

いただいた助成金や受賞という重みを受け、
この社会問題がより広く認知されていくよう啓発をしていくこと、
また救い出した子たちに新しい家族を見つけてあげられるようチームで力を合わせて頑張っていきたいと思います。

素晴らしいご活動をされているここむすさんに感謝します。
本当にありがとうございました・・・!!




☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆

私たちの活動に参加してみたい方はお気軽にお声かけ下さい!

◆一緒に犬猫のお世話をしませんか?
新しい里親さんが決まるまでの間、保護施設で暮らしている犬猫のお世話を交代でしています。
譲渡会やチャリティーバザーなどイベントも!

◆岡山県内で里親様になってくださる方、大大大募集です!!

◆その他ご支援もよろしくお願いいたします。
詳しくは、わんぱーく公式ホームページへ http://ww41.tiki.ne.jp/~wan89/






テーマ:動物保護
ジャンル:福祉・ボランティア

2012.11.28 20:08|ボランティア活動
捕獲器を設置してから1ヵ月半経ちましたが、わんちゃんたち一向に入らず。
先に保護した子犬の匂いがついたトイレシートやおもちゃなども捕獲器の中に入れてみましたが
まったく反応なし。

普段は近隣の方にお任せして、週に一度ほど私も山に通って餌替えや捜索をしていました。

近況まとめ報告です。


* * *

私は山が好きなので、秋の山歩きは気持ちいい~

DSC_0050 (1)
いつも会うクモ(のうちの1匹)。元気そう。


犬の気配を求めて木々の中をうろうろしていると、なんと!?展望台に到着。
DSC_0047 (1)


こんなところあったのね。
展望台には他のお客さんもいましたが、道のないところからこの場所に到着したのは私ぐらいだろう・・・。
犬を目撃していないか聞いてみたけど情報なし。


山の中を歩いていて、ガサガサっという音がして犬が逃げていく気配を感じたこともありました。
でも地の利は向こうにあります。
ほふく前進で枝の間を這って追いかけても、これでは遅すぎる・・・
挙句の果てにその途中でケータイを落として、また同じルートをほふく前進で探しながら戻るということもありました。
何の訓練やねん!


山を越えて向こうの集落のお宅に、聞き込み調査に行くことに。
気持ち良く応対してくれる奥さん、そこで判明した事実。

なんと、小さいころは旦那さんが餌をあげてくれていたらしいです!

どうりで痩せてないと思った・・・

でも、最近はもう見かけなくなってしまったとか。
私が先に4匹を捕獲したから警戒したのかもしれません。

中学生くらいの息子さんが、子犬が産まれた場所を知っているというので案内してもらいました。
山の上の造成地、土が積まれて崖のようになっているその斜面に、
以前は穴のような凹みがあり、そこで母犬は6匹を産んだのだそうです。
一度大きな嵐が来て、その穴はもうなくなってしまったとか。

お母さん、子育てがんばったんだね。


* * *


そうこうして、犬たちは捕獲器に入らないまま、
秋からもう冬になろうとしています。

11月の始め、山のふもとで子犬2匹がくっついて寝ているのを見かけました。

2hiki.jpg


でも近づくと一目散に逃げていきます。
子犬は元気で生きてくれているだけでもいいのですが、母犬の姿は全く見ません。
どこへ行ってしまったんだろう・・・。

またある日、私の携帯電話に岡山市の森林管理署から電話がありました。
見回り作業の途中に捕獲器を見つけて、電話番号を貼ってある紙を見て電話したらしく、
「あそこは国有林なんですけど・・・」と、
こちらの出方をうかがうような、でもどこか不快そうな職員さんの声。

「わたくし動物ボランティアをやっていまして、近隣住民の方には許可をいただいて捕獲器を置いています。」
と説明すると、ああ~そうなんですか、それじゃあいいんです、みたいな返答。

職員 「犬は入りますか?」
私   「いやーそれが全然入ってくれなくて」

勝手にこんなもの置いて、と最初は怪しんでいた職員さんの態度も変わり、優しくなりました。
国有林と言っても、国だって普段は放置なんですから、
近所の人がOKなら何も言うことはない、というかんじなのでしょうか。


* * *


方針を変えようと思ったのは、11月17日のことでした。

雨。
捕獲器チェックに行くと、中に入れたシーツやおもちゃも濡れてぐちゃぐちゃ、
ブルーシートには水がたまっていました。

こんなものに果たして犬が入るのだろうか・・・
1ヵ月以上も置いていてスルーされるというのは、やっぱりこうも人工的なものを
自然で生きている犬が利用するわけがないのだという気がしてきました。

念のため11月始めに2匹がいた場所を見に行きました。
すると・・・・・

やっぱりいました(*^_^*)

DSC_0018.jpg


かわいい子犬ちゃんが1匹。
遠くから慎重深くこちらを見つめる犬。
近づくと逃げるのがわかっているので、距離を保ったまましばらくじっとしていました。

おいで。  って言ってもくるわけないよなあ。

寒くない?  いや、寒いに決まってるよなあ。

おなかすいてない?  でもけっこう肥えてるよなあ・・・??




近所の人がいたので挨拶して、最近の様子を聞いてみました。
それからパンを持ってきてくれて、子犬のほうに投げてくれました。
子犬は警戒しながらもパクパクっと食べました。
その人には少し慣れているようで、時間をかけると手から直接パンを食べるほどに!
触ろうとするとぴゅーっと走って逃げていきますが・・・。

DSC_0028.jpg



回を重ね、時間をかけて交流していると、人間同士の距離もまた、縮まります。
この日はいろいろ貴重な話を聞くことができました。

子犬2匹はいつも夕方に山から下りてくること。
かわいく思い、食べ物をあげてくれていること。

(どうりで痩せてないと思った^^; )

子犬2匹は体格差があり、小さいほうはその場にとどまって食べるが、大きい方はくわえてどこかに去ってしまうこと。
触ることはまだできない段階だけど、餌付けが順調にいっていること。

そして、毎日山から下りてくるはずの子犬たちが、3日間ほど姿を見せない日があったこと。

思い返せば、それは森林管理署の人から電話があった日のあたりかもしれない、と思いました。
職員さんたちは山で何か作業をして帰ったとか。
あるいは私が何時間も山歩きをした日のあたりかもしれません。

見知らぬ人が山を歩くと、犬たちは警戒して遠のいてしまうということでした。


私が捕獲器など置いて中に入るのを待っている間に、近所の人がこっそり餌付けしてくれていた・・・。
捕獲器はむしろその餌付けを邪魔していたかもしれません。
下手に犬のテリトリーをごそごそと動き回って警戒させて、
犬たちを里から遠ざけていたかもしれないと反省しました。

しかも野犬への餌付け・・・近所の目もあり堂々とやるわけにはいかないので
あくまで内緒に、隠れて餌付けの努力をされていて、肩身のせまい思いをされているようでした。


---------------------------
ここに一つ問題があると思いました。

捕獲器を置くにあたって、餌をやっている人がいないかのリサーチをします。
餌をもらっていれば犬はおなかがすきませんから、捕獲器になんか入るわけがないからです。

最初に近所に方にはある程度そのリサーチをしたつもりでしたが、
よくよく考えてみると、「はい、私が餌をやっています!」なんて手をあげる人がいるわけがないのです。
野良犬や野良猫への餌付け。
それは社会的に許されない行為だというような概念が浸透してしまっているからです。

今回野犬の捕獲に携わってみて思ったことですが・・・
犬や猫って、そんなにバカじゃないので、すぐに捕獲できるわけじゃないです。
もし強引に力づくで捕まえたとしても、その時に味わった恐怖や人間への不信感は、
その子にとって一生の心の傷になるかもしれません。
そんな中で残された手段は餌付けしかないです。

野良猫問題にも通ずる問題で重要なことなのですが、
私が常々思っているのは、
野良犬や野良猫に餌付け禁止って、いつの時代の話ですか?ということです。
犬や猫って、「愛玩動物」というくくりなので、たとえ野良ちゃんでも
故意に餌をやらないで餓死をうながしたりすると違法なんですよー、ほんとは。

犬猫がキライな人にも、もう昔みたいに「駆除」することはできない時代になったのだという事を理解してもらって、
繁殖を防ぐ方法や、人間との住み分けを真剣に考えてもらわなければどうしようもないです。


野良犬・野良猫への適切な餌やりはOK。
そのことが浸透してくれれば、捕獲もしやすくなり、動物が好きな人にも嫌いな人も、良い結果をもたらします。

だからお願いしたいのは、野良ちゃんに餌やりをしている人を責めずに目的をちゃんと聞いて理解してほしいということ、
それから、餌やりする側の人は、近所への説明や掃除なども含めて適切な餌やりをしてほしいということです。
正当な目的で適切に餌やりする人がこそこそしないでいいよう、地域の中で良い循環を作っていってほしいです。



* * *

DSC_0024.jpg


パンを持っておいでおいでと一生懸命、子犬に声をかけている人と、
怯えながらもその人の手からパンを食べた子犬。

その姿を見ていて私の中で自然と結論は出てきました。

山の捕獲器は、関わってくれているボランティア仲間さんともこれから相談して、
そのうち撤去する方向で考えたいと思っています。
山歩きもすこし控えようかと思います。


保護のために今必要なのは、特定の人間にしぼって犬と信頼関係を築くこと。
・・・のような気がしています。
たまに行くだけの人間は、よっぽど気をつけないとその邪魔をしてしまうかもしれないので、
今後はその近所の人にリードしてもらい(あくまでこっそりですが・・・)
私はフードの差し入れなどでバックアップできたらと思っています。


地域の人と連携しているつもりが、うまくできていなかったという事実。
犬にとって良い事、その地域にとって良い事・・・トータルで考えて今必要とされていること。

一番成果が上がりやすい方法は何か。

時間をかけて見えてきた事情がありました。





テーマ:動物保護
ジャンル:福祉・ボランティア

2012.11.09 15:40|ボランティア活動
山で保護した4匹の子犬のうち、ずっと残っていた2匹ちゃん。
10月28日の岡山県動物愛護フェスティバルの譲渡会に参加してきました!

(→ 保護の経緯はこちら
(→ 先に決まった2匹の記事はこちら



当日は預かりボランティアさんがお揃いのかわいい服を着せてくれて
見違えるような「ごはん」と「ころん」。

fes_koinu.jpg

どう私たち、かわいいでしょ。


そしてついに!
この日、2匹とも里親さんが決定しました!
本当はまだ1週間のトライアル中ですが、
戻ってくるわけがないと思えるような良いご縁だったのでもう発表しちゃいます。

ごはんもころんも、この里親さんを待っていたんだね。

* * *


kettei_gohan.jpg

ごはん
優しいご夫婦と犬思いの娘さん3人のご家族のもとへ。
名前はポピーちゃんになりました。
犬が快適に過ごせるようにお庭の工夫などもあれこれと計画を立ててくださり
安心して譲渡することができました。


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -


kettei_koron.jpg

ころん
雑種でもいい、行き場のない犬こそ引き取ってあげたい、という慈悲深いご夫婦のもとへ。
名前はみゅうちゃんになりました。
ペットとしてではなく子供として扱いたいとおっしゃっていただき、
寝るときもいっしょ、というお嬢様待遇で迎え入れてくださいました。


*************************************




9月1日に山で出逢ってから、約2ヵ月。
本当にドタバタの日々でした。

山で母犬といっしょに、何にも制限されることなく自由奔放に生きてきた子犬たちは、
私という人間に遭遇したばっかりに怖い思いをして捕まえられ
知らない場所に連れて行かれ、毎週譲渡会にひっぱり回され・・・
最初はとてもつらい思いをしていたと思います。

里親さんもなかなか決まらない中で、そんな怯える子犬たちを見ていると
野犬を保護することってそもそも果たして正解なのか?という迷いも出てきたりして
私自身の気持ちも最初は淀んでいました。

でも一時預かりを申し出てくれたボランティア仲間さんとその娘さんが
子犬と接しているのを見るうちに、不思議となんだか、
こういうのもいいんじゃないの!と思えるようになっていました。

目の上のたんこぶ扱いだったような野犬の慣れない子犬たちを
本当に可愛がってくれて、子犬たちの「存在」を認めてくれたから、
保護してしまった当人の私も、自分のしたことを認めることができたんだと思います。
これは今になって自己分析してみて気づいたことです。

「犬かわいいし、いいじゃん!なるようになるわ!」という、くったくのない明るさに何度も救われました。
犬好きパワーってすごい。

その人のおかげで子犬たちのストレスも、だいぶ緩和されていたと思います。
人間と共に暮らすという、子犬にとっては未知の第一歩を、その人が導いてくれました。

人間って怖くないんだよ、君たちを愛したいんだよ
そういう思いが少しずつ犬にも届いて、徐々に心を開いていっていました。

子犬たちに会うたびに私にもその成長がわかって嬉しく思うと同時に、
なんだか、後ろを守ってくれている鉄壁のゴールキーパーのように頼もしく思っていました。
その人がいなければ私にはこうしてブログを書いたり勉強会に行ったり、
他の活動をする時間はなかっただろうから。




こんちゃん、まりなちゃん、本当にありがとう!
(子犬のドタバタに耐えてくれた先住犬のまーち君も!)


それから、子犬たちのポスターを個別に作って貼ってくださったボランティアさん、
ご自分のサイトに里親募集をとても目立つように記載してくださった方!
ほかにも拡散など様々な形で協力してくださった、たくさんの方々。
受け入れてくださったチームのみなさん。
今まで本当にありがとうございましたm(^ ^)m



私も、実はもともと犬が得意ではないので、縁がなければスルーしていた野犬という存在・・・。
ひょんなことから首をつっこんでしまい、そのうち
自分ひとりでは自由に決定できないほど大きな渦に巻き込まれていくような感覚がありました。

プレッシャーもありましたが、でも
それは色々な人に支えてもらわなければ達成できない事だからですし
一度足を突っ込んだら「やっぱやーめた」は通用しない命の事だからですよね。

山にはまだ2匹の子犬と母犬が残っていますので、
引き続きがんばりたいと思います。

(冬がくるなあ・・・)


* * *




みんな元気でね。




2012-09-01 13.46.36
(保護した日、ちっちゃくてころっころの4匹)



4hiki_3.jpg
(まだすこしあどけなかった頃の4匹)



幸せに暮らすんだよ。





テーマ:動物保護
ジャンル:福祉・ボランティア

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プロフィール

にゃんとら

Author:にゃんとら
岡山の猫好き。
犬猫を愛護センターや保健所からレスキューするNPO法人の動物愛護ボランティアに参加。シェルターに犬猫のお世話に行きながら、個人ボランティアとしても情報発信しています。
本職はグラフィックデザイナ~。

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