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北海道の動物行政は全国のモデル事業になるのでは?

2012.01.21 02:32|岡山の動物行政
* * * そうにゃんだ!?北海道の譲渡事業 * * *

ブログを通じてお知り合いになった方から、北海道の動物行政について知るきっかけをいただきました。

北海道では「新しい飼い主探しネットワーク事業」というものを展開していて、
「犬・猫を飼いたいと希望する方をあらかじめ登録しておき、引き取られた犬・猫の性別などの情報と登録者の希望を照合して、最適な飼育者をコーディネートし、引き取られた犬・猫に新しい飼い主を見つけるもの」
だそうです。

にゃんともすばらしい事業です!
このように登録制にすることで、里親詐欺などの犯罪から犬猫をまもり、安全に里親に引き渡すことが可能ですし、なんといっても行政が積極的に保護活動に乗り出していて、きっちり関わっているところがすばらしいです。

「登録制」「行政が積極的に関わっている」
これを知ってすぐに連想したのは、ドイツの「ティアハイム」です。
ドイツには政府がちゃんと関わって里親探しをしている動物の孤児院があり、その施設を「ティアハイム」といいます。
(ドイツがどれだけすごいか、ティアハイムがどれだけすばらしいかは別の機会に書こうと思います)

北海道では事業の一環としてホームページづくりも整備しているようです。
【「新しい飼い主探しネットワーク事業」 各保健所への入口まとめページ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/sizenhome/henkanjyouto.htm

このページを見てみると、道内の各保健所や振興局にまとめてリンクが貼ってあり、その行き先すべてにはもちろん「現在保護中の犬猫情報」があります。
が・・・それだけではないのがすごいところ。
なんと各保健所すべてのページに「飼い主募集中の犬猫」のページがあるのです!

表記やページ遷移は統一されていないものの、どの保健所ページも親しみやすい作りになっていて、新しい飼い主を見つけようという思いが伝わってきます。
私もまだリサーチ中で、全国のホームページを見たわけではないのですが、こんなに道全体(県全体)で統一感をもって動物行政に取り組んでいる都道府県が他にあるのでしょうか。
少なくとも私が住んでいる岡山県にはこういった取り組みはありません。

北海道ではさらに、成犬・成猫の新しい飼い主探しにも積極的に取り組んでいるということでした。
日本では「子犬子猫神話」が広まっていて、成犬・成猫のもらい手はなかなか見つからないのが現状ですが、成犬・成猫を飼うことのメリットを説明し、市民に呼びかけているようです。
北海道・胆振振興局【 成犬・成猫(老犬・老猫)の新しい飼い主になってください!】
http://www.iburi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/animal/grown-up-dog-cat.htm

* * * 岡山もがんばっている? * * *

岡山はまだまだですね・・・(ため息)
と思って改めて県のホームページを見てみると・・・あれ?
私、何かを発見しました。

「犬又はねこの譲渡事業に協力していただける個人又は団体の募集について」
http://www.pref.okayama.jp/page/detail-118188.html
「動物愛護センターでは、~中略~ 収容された犬やねこの中で適性のある個体に対し新しい飼い主を探す譲渡事業を行っています。
その一環として、新しい飼い主を探すことを目的とする個人又は団体に対し、収容した犬やねこを譲渡する事業を行っており、登録を希望される個人又は団体を募集しています。」

こんなの前にあったっけ・・・?と思って今度は市のホームページを見てみると、こちらには

「動物愛護ボランティアに参加してみませんか!」
http://www.city.okayama.jp/hofuku/eisei/eisei_00369.html
「この事業は、犬の譲渡事業の拡充のため、一時預かりおよび新たな飼い主を探していただくボランティアを募集し、多くの人に犬の譲渡事業等の動物愛護事業をサポートしていただくことにより、市民の動物愛護精神の向上を図ることを目的としています。」

さらに調べてみると、

---イヌの殺処分減少と譲渡推進を図ろうと、岡山市保健所は、収容されたイヌの一時預かりや里親探しをする「動物愛護ボランティア」の登録事業をスタートさせる。岡山県内では初めての試みで、全国では東京都、神奈川県などで行われている。
2011年9月28日 岡山日日新聞に掲載


・・・前からあったみたいです!^^;(知らなくてすいません)
北海道のように個人の登録制度やホームページを整備しているわけではないですが、岡山なりのやり方でやっているようです。

余談ですがここでちょっと注目しておきたいのが、岡山市保健所では「犬の譲渡事業の拡充のため」としか書かれていないことです。
以前の記事でも書きましたが、岡山市保健所では負傷猫の掲載をしておらず、収容された負傷猫には生き延びるチャンスがほぼない状態が続いています。
犬のように元気な状態でも捕獲されてしまうわけではないので、全体的にみれば猫のほうが冷遇されているわけではないと思うのですが、猫好きにとっては一瞬「あれ?」と思う文章なわけです。
負傷猫の掲載をしない=猫の譲渡活動はしていない、のですから、現状ではこの文章で間違いないのですが、そこを根本から見直してもらってなんとか猫にも生き延びるチャンスを与えてほしいのです。
このことについては今後もなんらかの方法で保健所に呼びかけていけたら、と思います。

【3/22追記】岡山市も負傷猫の掲載を始めました→「祝!★岡山市保健所が保護猫掲載

*  *  *

殺処分の数は年々減っていると聞きます。
それは日本人の動物愛護意識が、ドイツまでとはいかなくとも少しずつでも底上げされていっているからでしょうか。
そしてそれにともない、このように全国の行政でいろいろな取り組みがされているからでしょう。
さらにさらに、忘れてはならないのは、その行政を動かしたのも、飼い主のモラル向上に声を上げ続けたのも、何年も何十年も地道に活動を続けてきたボランティアの皆さんの努力あってのことだということです。

私もまだまだ知らないことのほうが多くて、地元岡山のことすらちゃんと把握しているわけではありませんので、これからも知識を増やしていきたいと思います。

そして北海道や熊本やドイツの譲渡事業をお手本にして、みんなで進んでいけたらきっといつの日か・・・


情報を提供してくださった方、本当にありがとうございました。
他の都道府県でも「うちだって負けてないよ!」という方がおられましたら教えていただけると勉強になります!

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Author:にゃんとら
岡山の猫好き。
犬猫を愛護センターや保健所からレスキューするNPO法人の動物愛護ボランティアに参加。シェルターに犬猫のお世話に行きながら、個人ボランティアとしても情報発信しています。
本職はグラフィックデザイナ~。

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