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ペットの幸せは飼い主が決める

2012.04.25 15:01|ボランティア活動
日曜。予定していたチャリティーバザーは悪天のため延期となりました・・・がーん。
来週こそ晴れますように。

でもその代わり、三宮の殺処分反対デモに参加できるのでは?今から走るか!

と一瞬思ったのですが、別件で先に予定を入れたのにダブルブッキングで行けないはずだった、
犬とパートナーシップを築くための講習会に参加してきました。
・・・いろいろ重なりますが、充実した日々です^^


『 Smile★Project 人と犬猫が共存する健康的な社会を作るために 』

さて、主催されているのは、岡山で活動されているボランティアの先輩方で、
ペットと良いパートナーシップを築くことで殺処分を減らそうとがんばっていらっしゃる
スマイルプロジェクトさん。
参加料はなんと無料です。

「パートナーシップが育つこと = 不幸な犬が減る」
この基本理念のもと、私たちは活動しています。
一切寄付金も援助金も集めていません。
ただ動物が好きなだけです。


ホームページに書かれたこの言葉が、私の胸に熱く突き刺さりました。

今回は2度目の講習会だそうで、30人を超える参加者に、
同伴の十数匹のわんちゃんも加わり、始まる前からとってもにぎやかでした。
熟練のドッグトレーナーさんを先生にお迎えして、
全6回にわたる実技がメインの本格的な講習コースがスタートしました。

* * *

実は犬を飼ったことのない私なのですが、この講習会に参加しようと思ったのにはワケがあります。
それは、シェルターにいるたくさんの保護犬たちのためです。

猫のためならなんだってできる!お猫さま、ばんざーい!!というくらい、
根っからの猫好きな私なのですが、
犬については、ど素人。
だから最初にシェルターを訪れたとき、犬とどう接してよいのかわからずオロオロしていました。

私は知りませんでした。
犬と猫って、月とすっぽんくらい違うのです。

たとえば猫だったら、人間からやたらと寄っていかないのが基本で、
猫から寄ってきたときだけ、かまってあげます。
むしろ寄ってきやすい雰囲気づくりから始めます。
しっぽをぶんぶん振るのはイライラしている証拠。
猫が嫌がっているサインも、今なにを求めているのかも、
しっぽの動かし方や、耳やヒゲの向きや、姿勢なんかを観察していれば、なんとなくわかります。

猫にとっての幸せは、自由に行動できること。
だから猫との関係は、その自由を確保してあげつつ、猫の空間に人間が我慢強く溶け込むことが基本です。
と、猫のことなら延々と書ける私なんですが・・・。

犬は違うんですよね~。

猫に接するように犬にも接していては、いつまでたっても関係が作れないと気づき、
犬のことを勉強しなければ、犬との正しいつきあい方はできないのだと感じていました。

では、犬ってどうなの??

* * *

ということで、第1回めの講習会に参加して、私にとっては非常に有意義な時間となりました。

最初から驚いてしまったのが、「ホールドスティール」(拘束静止法)という手法。
後ろからぎゅっと拘束して、しばらく静止させるんだそうです。

本来なら犬が警戒して防ごうとする「犬の後ろをとる」という行為をわざとして、
「ね、だいじょうぶでしょ?」と安心させてあげる。
それによって信頼関係を深めることができ、また、
動かないように静止させることで飼い主の「力」を示し、主従関係をわからせてあげることができるそうです。

ちなみにこれ、気難しい性格の猫にやったら大変です。
嫌われてしまって、信頼関係の回復に時間がかかりそうです^^;

人間が猫に合わせるのが、猫とのつきあい方。
犬を人間に「合わせさせる(ことができる)」のが、犬とのつきあい方。
強引に言ってしまえば、そういうかんじでしょうか。
犬って社会性あふれる生き物なんですね。

犬の場合も、いきなり無理やり「はがいじめ」にしては嫌われてしまうかもしれないので
、まずは根気よく信頼関係を築くことが必要だとは思いますが、
猫とはそもそもの根本気質が違うのだなあと、当たり前のことですが、勉強になりました。

当日は実技の時間を十分にとってくださっていて、わんちゃん連れの皆さんはそれぞれ実践。
「この段階で問題ある方、おられますかー?」と、
受講者とわんちゃんと歩調を合わせて一歩一歩進んでくださるので、
私も犬を連れて行けばよかったー!と後悔。
でも皆さんの実践を見ながらイメージトレーニングしたので、きっとだいじょうぶ!?です!

この他、「マズルコントロール」のやり方や、
食フンやケンカについての質疑応答の時間、
岡山市保健所の職員さんによる現状説明と啓発、などなど盛りだくさんな内容でした。

* * *

飼い主が愛情を持って動物に接し、人間とはちがう生き物なんだと理解して、
相手にとって「わかる表現」で伝えてあげる。
それがとても重要なことなんですが、その一番重要なことが、
なぜか一番忘れられてしまっている気がします。
人間同士でも同じことが言えるのですが、相手に伝わらない自己流の表現で伝えた気になって、
「伝わらない」とあきらめてしまう人が多いですよね。

人間でもそんななんだから、まして動物に対してはもっともっと伝える努力をしないと。
それで「犬が言うことをきかないから」「吠えるから」「噛むから」
と言って飼育放棄はありえません。

講習会で、主催の方がおっしゃっていた言葉が印象的でした。
「犬の幸せを、犬自身が決めることはできないのです。犬の幸せは、飼い主が決めるのです。」

犬が心地よく暮らせるか、不幸な生活を強いられるかは、飼い方次第ということ。
それだけ飼い主の責任は重大だということです。


私も自宅の猫たちのQOLについて、あらためて考えてみないといけないと思いました。
そして猫だけでなく、犬の気持ちもわかってあげられるように、引き続き勉強していきたいと思います。

第2回目が今から楽しみです。




↓第1回目の講習会はこんなかんじでした!スマイルプロジェクトさんのブログです。

Smile Project from 岡山 人とペットの笑顔のために
「1日目が無事に終了しました。 参加された皆様、どうもありがとうございました。」







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テーマ:動物保護
ジャンル:福祉・ボランティア

コメント:

犬との関係

なんでも勉強は大事です。 私も犬のカイを引き取ってからというもの、人生変わりましたから。。(^_^;)

で、Hold Steelですよね??  これ、やたらめったにしたら、犬が怖がりますから気をつけてください。 こちらでも、犬にHUGなんてやるのですが、はっきりいって、間違いです。

特にシェルターに来る犬の過去など知りません。 いきなり、Holdなんてしてしまったら、犬は怖がり噛む恐れがありますから。 そして、SHYな犬ほどHOLD STEELなんてぜ~~~ったにだめ。 何ヶ月か慣れてから。。 みんな、犬との良い関係なんて、後ろから犬をはがいじめしてるけど、犬にとって居心地はよくないので、気をつけてくださいね。 

でかい犬ほど、抱かれるのは嫌がります。 ちわわのような小さい犬であれば、LAP DOGですからね。


といいつつ、私は自分の犬たちをいつも、はがいじめしてます! だはははは
もちろん、シェルターの犬にはしませんけどね。。

なるほど

Gumiさんこんにちは!
なるほどー、なんとなくわかってきました。
ホールドスティールは有効な手段ではあるけれど、
やたらめったら「とにかくホールドスティールだ」というわけではない、ということですよね。
今回の講習会の先生も、まずは信頼関係を築くことが重要だということをおっしゃってました。
アドバイスありがとうございます!

Gumiさんのとこのわんちゃんは、もちろんGumiさんと信頼関係を築いているわけですから、いいんですよー!!
うちも猫をはがいじめしてますよ(^^)/はっはっは
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にゃんとら

Author:にゃんとら
岡山の猫好き。
犬猫を愛護センターや保健所からレスキューするNPO法人の動物愛護ボランティアに参加。シェルターに犬猫のお世話に行きながら、個人ボランティアとしても情報発信しています。
本職はグラフィックデザイナ~。

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