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自分の犬をまもるんだ

2012.05.23 11:50|ボランティア活動
『 Smile★Project 人と犬猫が共存する健康的な社会を作るために 』


第2回目のスマイルプロジェクトに参加してきました。
(アップが遅くなりました・・・)

スマイルプロジェクトって?第1回の体験記はこちら↓
「ペットの幸せは飼い主が決める」

第2回目の体験記に入る前に、前回の記事で書きもれていた、
岡山市保健所の職員さんからいただいたお話について少し触れておこうと思います。

---------------------------------------------------------
◆岡山市保健所の現状
昨年度、岡山市保健所に収容された、
迷子犬は 239匹
飼い主持ち込みは 55匹

このうち生存率 32% (68%が処分)

◆岡山でも犬猫不妊手術の助成金があります
犬猫どちらでも、
オス・・・3000円
メス・・・5000円
(詳しくは岡山県動物愛護財団まで)

◆マイクロチップの重要性
飼い主さえ見つかれば、助けられるはずの命・・・。
マイクロチップが有効。
---------------------------------------------------------


などなど。

日々、殺処分の現実と向き合っている保健所の職員さん、
すこし厳しい表情で、でも丁寧にお話をしてくださいました。
保健所の職員さんは、ここに集まった飼い主さんたちを、どのような目で捉えているのでしょうか。

保健所の日常業務の中では、
自分の勝手な都合で犬猫を飼育放棄しようとする飼い主や、
犬を迷子にさせてしまうような管理不足な飼い主と接することのほうが圧倒的に多いとお察しするのですが、
それでも少なくともここは、
自分の犬とちゃんと向き合おうとしている人たちの集まりです。

だから職員さんは、厳しい業務の中でも、このスマイルプロジェクトに一筋の光を見出して、
ここに来てくださったんじゃないか、
本当にお疲れ様です・・・
そんな思いが私の頭を駆けめぐりました。

* * *

さて、第2回目の内容ですが、
第1回目のホールドスティール、マズルコントロールをちゃんと復習してから、次の課題に移りました。
このようにちゃんと本当に身に付くように導いてくれるのが、スマイルプロジェクトさんのすごいところです。


マズルコントロールの復習中、なぜかお手する「まろ」くん。
(シェルター出身。里親さまが連れてきてくださいました!)




<第2回目>
1、リードによる扱い方、散歩の仕方
2、リーダーウォークについて
3、アイコンタクトによる信頼関係づくり


特に注目したいのが2番の「リーダーウォーク」。
リーダーウォークとは、人間主導でお散歩ができるように、人間が「リーダー」となって歩くこと。
飼い主に対する犬の服従心を高めるように歩くことが重要です。

人間主導とか服従心とかって、そんなエラそうな!犬の自由にさせてあげろ!
と思う気持ちもあるんですが、
ここで冷静に思い出さないといけないのがスマイルプロジェクトさんの目的です。

それは、人と共生できる犬を育てることで、犬の殺処分を減らすこと。

たとえば犬が、野原を自由に駆け回り、人間の顔色をうかがうことなく生活できるのなら、それが一番いいのかもしれません。
でも犬というのは、長年にわたり改良され、もはや人間の生活圏でしか生きられないように退化させられてしまっていますよね。
純血の小型犬など、とても野生では生きていけません。

だから、人間の責任として、人間がきちんと教育して共存していかなければいけません。
ヒトの子供と同じで、公衆の場で騒いだり他人に迷惑をかけないよう、社会の中で生きていける子を育てることが保護者(飼い主)の責任だと思います。
また飼い主自身が育児(飼育)ノイローゼにならないよう、言葉を話せない犬と上手に付き合うために、
リードによるコントロールがとても重要なのだと思います。

* * *

・・・とは言っても自分で犬を飼った経験もなく、犬に慣れていない私には、授業内容は目からウロコなことばかり。
特にリーダーウォークは驚きの内容でした。

いちばんショックだったのはリードショック!
リードショックにショック!!です!


お散歩する時にひっぱる犬に対し、リードに強くテンションをかけてひっぱり戻すことをリードショックといいます。
ひっぱり戻すという表現ではなく、まさに「ショックを与える」というほうが合っているかもしれません。
いきなりぐいっと引き戻されたわんちゃんは、びっくりして飼い主さんを見るかもしれません。
でもここで重要なのが、声をかけない、目を見ない、ことなんだそうです。
あくまでドライに、冷徹にリードウォークをすることで、犬の甘える心を封じて服従心を育てます。

・・・やっぱり服従心と書くと、なんだかすごく
ひどいことを言っているような気がするヤワな猫飼いの私ですが、
これは恐怖心を与えて従わせるというよりも、信頼関係を育てるために行うのであって、
文章で書いていると伝わりづらいのですが実際に見てみると納得するものです。

参加者が同伴していた落ち着きのないわんちゃんをお借りして、先生がお手本を見せてくださったんですが、
最初はおてんばだったわんちゃんも、何往復か歩いただけで、ぴたっと先生について歩くようになりました。
参加者一同、「おーーーーー~~~~~っ」とうなるほどの変わりようでした。


リーダーウォーク実践中のわんちゃん

やはり先生は上手。
厳しいけれど暖かい、優しいけれど甘やかしてはくれない、というかんじで、わんちゃんたちも先生に一目置くのです。

そんな現場にいて、
そういえばリードって、導くという意味だったなあと、私は改めて認識したのでした。

* * *

ヒトの子供なら、公衆の場で少々泣いたって大目に見てもらえるけれど、
この人間社会で守られていない犬が何か粗相をしてしまったら、殺処分という現実が待っています。
もしも自分の犬が迷子になって、運よくどこかで保護されたとしても、ひっぱる犬は譲渡対象になりにくいです。

なぜか犬には100%の「おりこうさん」が求められるこの世界で、自分の大切な犬を守るためには、
どこへ出しても、たとえ他人の手に渡っても大丈夫な犬に、育てなければいけないのです。

犬にとってはすこし窮屈かもしれないけれど、社会性が優れている犬には、意外とどうってことないのかもしれませんね。

リードショックにショック!を受けた私でしたが、
時には心を鬼にすることも必要なのだと思うようになりました。
子育てって難しい・・・


(ちなみに猫にリードはつけないでくださいね!
猫と犬では空間の使い方が違うので、からまったり事故の原因になります。)






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テーマ:動物保護
ジャンル:福祉・ボランティア

コメント:

とってもいいことです!

とってもいいことだと思います。そして、保険所の職員さんたちも、複雑だとはおもいますが、まず、飼い主さんには虚勢と避妊手術の大切さを知ってもらいたいですね。 とくに日本は!

犬とこうして、むきあってつきあっていくってほんと大事なことです。
だいたい、犬が悪さをするというのは、飼い主さんの不注意が元でおこりうるんですから。

おしっこを家の中でした、うんPをしたって怒ってる飼い主さんたくさんいますけど、あれ、間違いですよ。 自分がちゃんと外に出してないからするんです。 

こういった理由で犬猫を捨てにこちらでも、シェルターに来ますから。。

犬を飼うというのは、最後まで面倒をみるということ。 
処分を減らしていきたいです。。

ほんとに・・・

動物に罪は全くないですよね。
人間の飼い方次第です。

犬は排泄するもの。それを怒っても仕方ないですし。
犬は吠えるもの。声帯を切るなんてとんでもないです。

動物のやることに意味のないことなんてありませんよね。
無駄なくまっすぐに生きている。
素晴らしいなあと思います。
人間の都合のいいようにコントロールしようとしても限界があるってことを知るとともに、無理なく導いてあげていっしょに暮らしやすくしてあげたいものです。
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にゃんとら

Author:にゃんとら
岡山の猫好き。
犬猫を愛護センターや保健所からレスキューするNPO法人の動物愛護ボランティアに参加。シェルターに犬猫のお世話に行きながら、個人ボランティアとしても情報発信しています。
本職はグラフィックデザイナ~。

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