スポンサーサイト

--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

早くも実現!第2回 議員さんとの意見交換会in岡山

2013.11.07 17:11|岡山の動物行政
11月3日、議員さんとの動物愛護ミーティング第2回目が、岡山市南ふれあいセンターで行われました。

「Smile Project」さんが頑張ってくださったおかげで岡山市に企画が通り、
会議室の代金が半額となりました。
いつもありがとうございます(^^)

今回は、新垣議員が動物愛護先進市である鹿児島市を視察に行かれたとのことで、
そのご報告会&情報交換会となりました。
その名も、「公明党議員団とともに動物愛護を考える会」


20131103_180711.jpg


議員の先生方は、
・新垣敦子さん(倉敷市議)
・山田総一郎さん(岡山県議)
・松田安義さん(岡山市議)
・中原淑子さん(岡山市議)

(順不同)

ボランティアは、
・スマイルプロジェクト
・わんこレスキュー
・Team小さな足あと
・わんぱーく
・幸せの架橋
・犬猫の不妊・去勢を進める会
・岡山動物愛護会
・個人で活動されてる方

( 順不同)

・・・と、岡山のボランティアチームが一挙に会したような、
前回よりさらにパワーアップした顔ぶれとなりました。


* * *

新垣議員の鹿児島市視察のご報告は非常に興味深く、
鹿児島市はさすが動物愛護先進市だなあという内容でした。
と言っても私はこの日まで、鹿児島市がそんなにすごいとは思っていなかったので、びっくりの連続で・・・

例えば、中でも一番印象に残ったのは、
鹿児島市の収容施設では、譲渡対象の犬だけでなくすべての犬を、毎日散歩させているということ。
世話をしているのは民間の委託業者ですが、5名いて、その方たちが全ての犬を散歩に連れていき、1頭1頭記録をつけているというのです。
岡山では、散歩は譲渡対象の犬のみだと思いますので、放浪犬や処分対象の犬のケアまで徹底している鹿児島は本当に素晴らしいと感心しました。

この日は複数のボランティアさんから、岡山県の収容犬猫の待遇についての指摘が多く出て、
計らずも鹿児島市の好待遇との差が浮き彫りになるような形となりました。
餌の量や、室内の温度、ストレス軽減などの福祉面。
もし明日処分されるとしても、命ギリギリまで、ひとつでも多くの幸せを感じさせてやりたい
それがボランティアみんなの願いです。


私が発言させていただいたのは、
「動物愛護管理推進計画」の策定の時点からの、各自治体のやる気の違い、について。

平成19年に各都道府県に策定を義務付けられ、向こう10年間で何を成し遂げるのか、
県としての動物愛護に対してのありかた、などが書かれた「動物愛護管理推進計画」ですが、
鹿児島では目標値として10年間で殺処分数を「半減」と掲げているのに対し、
岡山では殺処分率を「90%以下」となっています。
「頭数」と「率」での効果の違いでイマイチ比べづらいですが、
岡山県のほうが消極的な数字であるような気がします。

いま日本では、自治体によって、掲げる目標や意欲そのものが全然違っていて
「動物愛護格差」とでもいうような格差が広がっているんではないでしょうか。
そして当然結果にも差が出ています。

あなたの県は、どちらですか?
リードしている県・・・それとも受け身な県。


殺処分ゼロで有名になった熊本市をはじめ、今回の鹿児島市、東京都千代田区、などの市区町村以下の自治体。
それだけでなく、都道府県レベルでも北海道、神奈川といった動物愛護先進県もあります。
(殺処分数だけでなく取組み、理念なども含め)
自治体の規模が大きければ掲げる目標も違い、実務でのやりにくさもあるかとは思いますが、
やっているとこはやっています。
やはり意欲の違いが結果に出ているのは明らかなのですよね。
それって、行政職員の意欲なんでしょうか。それとも市民の愛護意識なんでしょうか。

岡山も、もっとがんばろう!
人にも動物にも真面目な県になろう。


その他、印象に残った議題、発言。
------------------------------------------
・法改正で引取り拒否できるようになり、広島では遺棄が増えたというデータ

・鹿児島市では獣医科大学と動物行政が提携しているため不妊手術や収容動物に対する医療が進んでいる

・岡山でも倉敷芸科大学の生命科学科との提携の話が過去にあったが流れたらしい

・サイバーパトロールがボランティアから始まった例もあり、アニマルポリスも提案できるかもしれない

・保護動物の不妊手術を行政でしてほしい→行政獣医はペーパー獣医が多いのでは?→仕事を与えられれば技術はおのずとついてくるはず

・地域猫活動の申請を市に提出するのに「町内会長のハンコ」が必要。猫キライな町内会長からはハンコもらえない。そもそも何にでも「町内会長のハンコ」を求める日本のシステムはおかしい。新しく就任された大森市長に言ってみては?

・岡山市、地域猫活動のパンフレット大量にあるが、町内会長のハンコなしではもらえないので無用の長物に。紙も印刷も税金なのに。

・岡山県では教育問題に力を入れて取り組んでいるので、動物にまでパワーが回らないのでは

・個人ブリーダーは誰でもなれるのか、何とかならないのか



* * *

2時間の会議が終わり部屋を出たあとも、議題は続きます。

前回このブログでちらっと書いていた、猫のネグレクト虐待案件について、
被害を受けている近隣当事者の方が資料をつくってきてくださり、皆で輪になって解決策を探りました。
市議、県議の先生方も最後までお付き合いくださり、感激。

20131103_201028.jpg


「アニマルホーダー + ネグレクト」の虐待案件は全国でも多数みられますが
やはりこれらの問題は加害者の精神面に関わるので相当根深く、
警察や行政が強制執行という形で現場に介入してもその場しのぎの処理に終わってしまうという事を、
実際に体験した被害者の方から事前に聞いていました。

こういった案件に対しては、これまで多くのボランティアが民間の力のみで、
例えば加害者と独自に接触して精神ケアをしつつ、騙し騙し犬猫を引き渡してもらうよう誘導して保護してきたと、先輩ボランティアさん達から聞いていました。
今回の件もそっち方向でなんとかならないかと、被害者の方と話してはいましたが・・・。

私はこの件に関してすんなり動けなかったのです。

実際に悪臭や鳴き声などの住環境被害や、愛護精神に関わる精神的苦痛も受けているような、民事的な側面、
それに加え動物愛護法違反という刑事的な側面。
これだけ疑いが揃っていて被害者当事者が切に訴えてきたにも関わらず、
行政も警察も何の役にも立たないというのなら、日本も岡山県も終わっています。
ほんとうに税金を返してほしい。
私的には、やはり公的機関に先陣を切って取り組んでもらい、その上で民間の力が必要なら積極的に協力しながら解決していきたいという思いがありました。

もうちょっと行政にお願いしてみたい、それでもダメなら自分でやるから!

というわけで、その場しのぎの処理に終わらないような行政の介入の仕方、
例えば行政の精神カウンセラーなどと動物ボランティアが協働し加害者をケアしていくことを提案したところ、
参加の先生方も賛同してくださいました。

とにかくこのようなひどい現場がある事をお伝えした最初は、
先生方からも信じられないと驚きや怒りの声もあがり、
「こういった現場は、警察に行ってもらい強制的に処理するしかない」
という声も上がっていたのですが、
そうすると、保護した猫の行き場がない、即逮捕できないなら加害者の精神が乱れて猫にあたり、
虐待が進む可能性が高いということを説明させていただいたところ、
やはりカウンセラーの線で進めるのが妥当だろうと話が落ち着いたのでした。

各所との調整は、新垣先生がまとめてくださることになりました。
また山田先生も、県警にも言ってみる、とおっしゃってくださいました。
協力してくださる暖かいお言葉の数々、本当に嬉しかったです。
資料を用意してきてくれた被害者の方、こういった場を設けて取り仕切ってくれたボランティア仲間の方、
皆さん本当に頼りになります。ありがとう。

---------------------------------------------
この案件については後日連絡があり、
保健所の精神衛生課と動物管理係のチーム、それからボランティアが協働して
解決に取り組むことになったそうです。

すごいすごい!嬉しいです。まずは一歩踏み出せて・・・良かった!

---------------------------------------------
※こちらまだ未確定なようです 11/19追記



こうして、今回も充実した内容の会が終わりました。
ずっと続けて、ひとつひとつ積み上げていきたいですね。
議員の先生方、これからもご協力ください。
ボランティアの皆さん、またお会いしましよう。

いま提案中なのが、

・岡山県動物愛護センター
・岡山市保健所
・倉敷市保健所
・岡山県警
・岡山で活動する動物ボランティア


5チームが集まる協議会です。
法改正に伴い、現場がどう変わっているのか、あるいは変わっていくべきか。

目的を成し遂げるためにそれぞれのチームがバラバラに動くところもあって良いけれど、
協働するほうが効率が良いこともあります。
そのためにまずは集まり、現状を把握し合い、比べ、知恵を出しあう必要があるのではないでしょうか。

そろそろ、そういう時期に来てもいいんじゃない?

この件は、行政と警察に顔が通っている偉大なる先輩ボランティアさんが
頑張って申請してくださってる最中です!
結果に期待しています!(>_<)♪






関連記事
スポンサーサイト

テーマ:動物保護
ジャンル:福祉・ボランティア

コメント:

非公開コメント

-->
最新記事

全ての記事を表示する

はいけい、にんげんの皆さま。

カテゴリ

プロフィール

にゃんとら

Author:にゃんとら
岡山の猫好き。
犬猫を愛護センターや保健所からレスキューするNPO法人の動物愛護ボランティアに参加。シェルターに犬猫のお世話に行きながら、個人ボランティアとしても情報発信しています。
本職はグラフィックデザイナ~。

ほかにも見てほしいサイト

Twitter

リンク

このサイト内を検索する

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示

画像や記事の取り扱いについて

・写真/画像の無断使用はご遠慮ください。里親さん探し・動物愛護広報のための使用に際しては、ご一報いただければОKです。

・記事を転載する時はリンクも貼っていただき、記事元の紹介をお願いします。

・リンクはフリーですので、どんどんリンクをお願いします!

重要

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。