岡山県動物愛護センター見学記2014
2014.06.29 23:37|岡山の動物行政|
向き合うこと。
他人事ではないということ。
2年ぶりに行われた、岡山県動物愛護センター見学会の活動報告です。
見学内容だけでなく、質疑応答会や参加者の声などもまとめてあり、かなり読み応えのあるものになっています。
わんぱーく公式サイトにアップしました。

~はじめに~
最終処分場である岡山県動物愛護センターでは、 収容された犬猫は選別され、人馴れしていて病気もない子は一般譲渡に回ります。
そして何らかの理由で処分と判断された子達は収容期限が決められ、その日がくると壁が動き、自動的に処分室へと送られ、二酸化炭素による窒息死で命果てます。
岡山市保健所、倉敷市保健所からも処分対象の子たちはこちらに送られ処分されます。
悪いのは元の飼い主。途中で飼養放棄し、物のごとく遺棄。迷い犬で収容される子も後を絶ちませんが、飼い主が探さないのは遺棄したのも同然。そんな無責任な人間の犠牲になっている犬猫が次々と処分されています。
そんな中で「わんぱーく」では、殺処分ゼロを目標に、1匹でも多くの命を救い、里親さんとの幸せな暮らしへの架け橋となるべく活動を続けています。
私たちが救いきれない犬猫は無数にいます。
愛護センターで悲痛な声をあげて鳴いている子、フェンスから手を出し助けを求めている子、隅の方に固まってこちらを見ている子、無邪気に愛想を振りまく子…救えない分、その子たちの声を、まなざしをしっかりと受け止め、多くの方にこの異常な現状を伝えていくことが、その子たちのために私たちができるせめてものことだと思っています。
後のない子達を見るのは辛いです。でも、その子たちが発する声を誰かが受け止め、殺処分ゼロに向けて声をあげていかなければ、いつまでたっても不幸な現状は続きます。
現状を変えることは、現状を直視することから始まります。
NPO法人 犬猫愛護会 わんぱーく 代表
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